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「それ、俺も思ってた。Aが襲われてないからって事件が収まったとは限らないし。
でも、何でAは事件に巻き込まれないんだろうね。」
それは私が聞きたい、と思った。
しかし、私は前から私が襲われない理由について薄々感じていたことがあった。
それは、鬼狩りだと勘づかれたかもしれないということ。
何が原因で勘づかれたのかは分からないが、それ以外に理由は考えられない。
その事実が本当なら、まずいなぁ。
『ほんとね。襲ってくれたら、私が捕まえられるのに。』
ふと出た本音だった。
研磨には私が事件の犯人を捕まえたいということを話しているので不思議には思われない。
早くしないと私の所為で人が死ぬのに、何も出来ない自分が嫌だった。
私の気持ちが表に出てしまったのだろうか。
研磨が心配そうに私の顔を覗き込んだ。
「……俺も、出来ることがあったら協力する。」
『…！』
驚いた。
研磨の口からそんな言葉が出るなんて。
自分でも慣れていない事をしたと思っているのか、研磨は少し俯いていた。
私の事を思ってくれてる。
そう思うだけで口元が緩んだ。
この優しい人達の為にも、私は頑張らなければならない。
弱音なんて吐いている暇もない。
もう一度、頑張ろうとちゃんと思えた。
『ふふ、ありがとう、研磨。』
しっかり研磨の目を見てそう言った。
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赤兎(プロフ) - フレフレ組尊いさん» そんな事を言って頂けて嬉しいです…！！頑張ります！！！ありがとうございます!!!!! (2020年6月20日 14時) (
レス) id: 836633cbc0 (このIDを非表示/違反報告)
フレフレ組尊い(プロフ) - 赤兎さん» それなです。こんな素晴らしい作品を作ってくれてありがとうございます！更新頑張ってください！！ (2020年6月19日 1時) (レス) id: 31d94156fc (このIDを非表示/違反報告)
赤兎(プロフ) - ＝クロスオーバーって最高。 (2020年6月16日 21時) (レス) id: 836633cbc0 (このIDを非表示/違反報告)
フレフレ組尊い(プロフ) - 好きなアニメ×好きなアニメ＝最高 (2020年6月16日 0時) (レス) id: 31d94156fc (このIDを非表示/違反報告)
赤兎(プロフ) - 無月来夢さん» 研磨良いですよねぇ…！私も大好きです!!コメント嬉しいです有難うございます!! (2020年6月14日 17時) (レス) id: 836633cbc0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤兎 | 作成日時：2020年5月24日 12時
