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通常の業務に加えて

イベント1週間前から

大きなテントを立ててその下に

ステージを作る作業が加わった

普段はやらない力仕事で

毎日体がバキバキだ

トンカチなんか久しぶりに持ったし‥

学校の木工の時間以来じゃない?

強く握りしめすぎたせいか手にはマメができて

ブラシがうまく握れない

ぎこちなくブラッシングしていると

「どうした?」

センター長に声をかけられた

『いえ...大丈夫です』
「ちょっと見せて?」

あっという間にブラシを取り上げられ

手を捕んで開かれる

「やっぱり...」
『すみません』

「なにが?ステージの設置作業でこうなったんでしょう?謝らなくていい」
『はい...』

センター長は絆創膏を持ってきて貼ってくれる

「困ってるときは正直に言って?」
『はい...すみません』

「よし、今日も1000円get!!『ありがとう』
でよかったのに〜高い絆創膏になったね(笑)」

う〜しまった…痛恨のミス!

センター長は絆創膏のゴミを捨てに行き

貯金箱を持って戻ってきた

『きっちりしてる』
「俺はそういうタイプ(笑)」

ですよね


「最近は君も警戒してうっかり謝らないから
なかなか貯まらない(笑)」

貯金箱にお金をいれながらセンター長が笑った

『私もそういうタイプなんで』

「それでいいんだ で、無理しないでよ?...わかった?」

センター長は私の頭をポンポンとしてどこかへ行った

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作者名:miel | 作成日時:2021年11月26日 9時

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