オタクに恋する最強さん【五条悟】

17万円 ページ18

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授業(自習)が終わり、今日は野薔薇と真希先輩と街に来ている。



私は2人に駆り出された状態だが。





禪院「ん、あれ五条じゃね？」


釘崎「！ちょっと隠れて様子見ましょ」




2人が言う通り、少し先に先生がいた。


出張…明日までじゃなかったっけ



…聞いてない。




しかも女の人といる。




禪院「なんか凄い親しげだな。あ、女が五条の腕触り始めた」



実況しなくて良いです先輩。


でもなんか見た事ある。







…あ。







『死ね(の人だ)』




釘崎「やだA過激っ…！」




「修羅場だ！行ったれ！」なんて何故か野薔薇が息巻いてる。




モヤっとする。

今すぐにでも問いただしたい。

でも生憎この場で出て行く勇気は持ち合わせていないのが現状なわけで




3人で隠れた場所から

先生と女性の会話を盗み聞きする。





五条「偶然だね、元気にしてた？」


女性「貴方って相変わらずね。今夜食事でもと思って誘いに来たのよ」



五条「あぁ、そういう事。


ごめん無理。今本気で好きな子いるから」




『！』



禪院「…へぇ、言うじゃん」




女性「何それ！どんな子よ？」



五条「んー、確か今16？」



女性「はぁ⁈未成年じゃない！


呆れた、一回りも下の子供に熱あげてるなんて…



そんな子、貴方と釣り合うわけが無いじゃない


気持ちだって同じじゃいられないでしょうに」




〜〜っ！

うっせー！私が一番気にしてる事をズケズケ言いやがって…！

そんなの私が一番分かってるよ！！





釘崎「A」



『何⁈』



釘崎「あんな女に先生取られたら承知しないわよ



一応、アンタが幸せなら良いと思って応援はしてるつもりよ」



禪院「そうだな。…次は逃げんなよA」






…あぁ、今私は逃げたのか。


図星だから、言い返せないから





禪院「あの様子じゃ五条も靡く事は無いだろ



さ、2人共突っ立ってないで遊び行くぞ」



釘崎「ほら、Aも行くわよ！」





手を引っ張ってくれる2人に救われた。


1人だったら、何も出来ずに泣いてた





『…野薔薇、真希先輩


ありがとうございます』

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