story35 心の声 ページ38
セトside
(ギィィィ...
重い金属製のドアを開けると、少し奥にAさんと佐藤さん、父親のような人がいた。
そして、井上とか言うお金持ちのお坊ちゃまがやって来た。
キド「うわぁ、何あの人；；
全然お姉ちゃんに見合ってないじゃんｗｗ」
カノ「本当だ、Aさんとの間に子供ができたら...ﾌﾞﾌｫｗｗｗ」←
キド「黙れカノ。」
セト「そ、そうっす。 そういうのは良くないっすよ！////」
カノ「何でセトが赤くなるんだしｗ」
セト「うるさいカノ、黙れ。」←
カノ「すいません瀬戸君。」←
しばらくあの部屋を睨んでいると...
「では、失礼いたします。」
セト「あ、メイドさんが居なくなったっす。」
キド「中覗いてみよ。」
カノ「う、うん；；」
取り囲むように居た人達が居なくなったので、
俺達は一列になってその部屋につながるらしい狭い部屋に入った。
キド「確か、ここなんだけど...」
セト「煙いっす；；」
カノ「本当にここなの？」
キド「ここでお姉ちゃんとピアノ習ってた。」
カノ「へぇ。」
セト「静かにするっす。」
耳を澄ませて、埃に包まれたその壁の向こう側の声を聞いた。
父『なんで断ったんだ、A？』
A『将来やりたいことがあります。』
『ぼ、僕のところでも出来るはずです。』
A『結婚の負担になると思いましたので。』
『僕はそれくらいならば理解できます、なんで僕じゃだめなんですか？』
A『お父様、部屋を抜けてもらえませんか？』
父『あ、あぁ。；；』
セト「どうしよう；；」
キド「大丈夫だよ、お姉ちゃん強いし。」
キドは大丈夫と言うものの、俺の耳には聞こえてきたんだ。
また独りになるなんて、嫌だ。
けど、強がることでしか自分を守ることができない、
私なんて...
またあの日を繰り返すだけなの＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿？
セト「あの日...？」
するとまた声が聞こえてきた。
つぼみに未来を託したあの後...
火の海に溺れる私を助けてくれる人は居なかった。
自分を守る術なんて、やっぱり強い私を演じることしかないんだ。
セト「＿＿ッ！？」
そして壁の向こうからも聞こえてきた。
A『キャッ！？』
『人が下手に出ればいい気になって、、、今すぐ殺す！』
story36 見かけによらず。→←story34 ヒーローの約束
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みー - センチメンタルボーイフレンドいいですよね！ (2018年4月26日 21時) (
レス) id: 2ee8203870 (このIDを非表示/違反報告)
騰蛇s - す、すげぇ。私のクラスにもサキちゃんと美羽ちゃんいるわｗ (2016年1月30日 14時) (レス) id: 4677a359f8 (このIDを非表示/違反報告)
風丸玲名(プロフ) - 沙奈さん» 頑張って下さい＾＾ (2015年5月6日 13時) (レス) id: 0bd314c255 (このIDを非表示/違反報告)
沙奈(プロフ) - 以前のケロロです！私も占ツク始めました (2015年4月29日 19時) (レス) id: ddcd40aa14 (このIDを非表示/違反報告)
風丸玲名(プロフ) - ケロロさん» ありがとうございます。 今年も頑張ります！ (2015年1月2日 13時) (レス) id: 27f352ecde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風丸玲名 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/miduki06081/
作成日時：2014年8月15日 16時
