サッカー部の男子は。【JW】

07. ン ページ7

.




「…んぁ、寝てた…」




ゴシゴシと目を擦る。

前を見てみると、猿達と平成高校と中島高校の皆々様が私を見ていた。



………ワタシヲミテイタ？





「はっ！？！？！？！？」

黄「そんなとこで寝とるお前が悪いねん」

「いやそれでも乙女の寝顔無断で見るとか有り得ないから！！！！！」

青「うっさ、黙れ」





おっけーぐーぐる。

何で中間先輩と藤井はいつも私に当たりが強いの？


アナタノコトガキライダカラーーー。




はい。







山田「ごめんねA、つい可愛くて見入ってた」

中島「そーそ、可愛いAが悪い」

「………へ、なまえ……」




イケメンって唐突にこういうことしてくるからずるい。ほんとーーーうにずるい。惚れちゃうでしょ！！！！！もう！！！！！！




伊野尾「Aと会えなくなるの寂しいな〜」

有岡「いつでもこっち来いよ」

中島「皆で可愛がってあげるから、さ。笑」

知念「うんうん、見てて楽しかったよ」




可愛いとかっこいいの大渋滞。


私も離れたくない！！！！すっごく！！！！！





菊池「A、ほんと好き」

マリウス「いっぱいお話してくれてありがと！」

松島「離れるのほんっと寂しい…」

佐藤「推しって言ってくれたのね、結構嬉しかったりしたよ。また来てね」





佐藤くん天使…！！！！！！！！！！！！

何もうずっとここにいたい。何故あの拷問みたいな西高校へ戻らなければいけないのだろう。






黄「…ほら、行くで」

赤「あー、やっと帰れるーー」

桃「山田先輩、ほらこっち」

「ちょっ、もう…、皆ありがとーー！！！」





目一杯手を振ると皆もにこって笑って振り返してくれた。



１ヶ月に１回は絶対来よう。そう思った山田さんでした。









.








.






緑「よっしゃ、大丈夫やった…！！！」

紫「あれほとんどAのこと狙っとったで」

橙「もう絶対東京なんか行かへん」








.

08. キ→←06. ド

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す