爆豪(妹)と霞柱 (ページ7)

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6.I love SHIHAN. ページ7

『……いい加減離してください。』

死んだ目でそう伝えたらようやく離してくれた

｢じゃあAを離したし、もう帰っていいよ義兄さん｣

｢字違ぇっつってんだろ。あと帰るか!テメェにA預けたままでよ!｣

『かつききゅん…!!』

ほんとあそこまで顔怖くなかったら惚れるんだけどなぁ

｢Aはどっちが好き？僕と義兄さん｣

いや字

『うーん。師範』

｢はぁ？｣｢あﾞぁ？｣

『だってさ、師範かっこいいじゃん!柱よ!?｢僕もだよ｣それにさ!｢無視…。Aだから許す｣ツンデレな感じがもうキュンキュンするよね!甘露寺さんじゃないけど。あ、でも勝己もなかなかツンデレだよね!兄妹だから惚れはしないけどね〜あー愈史郎くんしか勝たん』

｢人変わってんじゃねぇかよ｣

｢ちょっと待って。ユシロウって誰?｣(詳しくは本編)

『前私がリア恋だった人』

待ってそんなの聞いてない!!と時透くんは狼狽えた

｢おい｣

すると私達以外の声

振り返ると白と黒の羽織が木の上にいた

『しはぁぁぁん!!I love you!!You are my angel!』

｢あいら…!?いや、俺には甘露寺が…!今まで通りの関係で…｣

真面目にお返事考えてる師範好き。かわいい。

師範は顔をぽやぽやさせながらスタッと地面に降り立つと私のところまで来てボソッと

｢まぁ俺もそこそこ気に入ってるぞ｣

『キュン死』

そこそこってとこは聞いてないよ♡

｢はぁ!?僕だってAのこと好きだし｡年中無休24時間365日Aのこと考えてるし!僕ならAが喜んでくれることできるし!｣

｢重いなお前｣

｢同感｣

帰るぞ、と言った師範に着いて時透邸を後にしようとしたとき、右腕が引かれた

｢…僕、Aに色々迷惑とかかけてるのは分かってる｣

…自覚あったのか…。

｢その…、今日呼んだのも理由があって、｣

『理由？』

｢…任務の時、僕にもお弁当作って、くれない？｣

『なんだぁ、そんなこと？いいよ｡鴉に預けとくね』

｢｢は、？｣｣

前にいた2人が驚いたようにこちらを見た

え。なによ

｢お前が素直に時透の願いを聞くとか…｣

｢有り得ねぇ…ヴィランか!!誰にやられた!!｣

やられてないです

当の本人もびっくりしていた

｢ほ、ほんとにいいの？｣

『料理くらいお易い御用だよ？』

｢ありがとうA!｣

にっこり笑った時透くんはかわいかった