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藤井「 おっじゃましまーす! 」
子供かよ。
あああなんで家に入れた?
辛いだけやのに。
小瀧「 …… あったまったら早よ帰れよ 」
余計なことを言わないように必死にそれだけ言い返して 、後ろを向いた。
小瀧「 っ … ?! 」
背中に違和感。
流星に抱き締められとるんや 、って分かるのに時間なんかかからなかった。
小瀧「 なにすんねん 、離せや 」
藤井「 何で最近冷たいんか教えてくれたら離したる 」
小瀧「 はぁ ?! 」
藤井「 ほら 早く早く 」
こんなテンションやったっけコイツ。
何も言わなかったら本間に話してくれそうもないので渋々言うことにした 、けど。
小瀧「 … 流星が女の人と歩いてた 、から、彼女さんなんかな、って 」
藤井「 …… 女の人 …… 、あっ ! あいつか! ぶっ、うははははは!! 笑 」
笑いやがった。殺したい。
小瀧「 なっ 、何で笑うん! 」
藤井「 あれ俺の妹。俺に似て顔整っとるやろ? 」
小瀧「 い 、いもうと … 」
言われてみれば 、流星に顔が似てた、かも ?
小瀧「 うっわ、まじかよ … 」
藤井「 妹に嫉妬したんや。本間可愛いな 」
小瀧「 うっるさい! 別に嫉妬なんかせぇへんし。てかお前の事好きやないし 」
一気にそう言うと流星は真剣な顔をして俺の目の前に来た。
小瀧「 …… なにぃ、よ 」
俺の問いには一切答えないのがコイツ。
何やねん 、と思っていたら俗に言う顎クイ、というのをされて。
小瀧「 … は!? 」
藤井「 俺は好きやで 、望の事 」
それだけ言うと段々流星の顔が近付いてきて …
避けられるはずもなく 、キスを受け入れてしまった。
小瀧「 っ、なにすんねん、! 」
藤井「 やから言うとるやん 、好きやって。望はちゃうの? 」
小瀧「 ………… やけど … 」
藤井「 なんて? 」
小瀧「 好きやっつってんねんドアホがあ!!! 」
その日は俺の右ストレートで幕を閉じた。
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翌日流星に改めて告白されて 、付き合い始めた事は言うまでもない … はず。
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リクエストあざました!!
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ゆいな(プロフ) - いちごぱふぇ 。さん» よっしゃ!!! (2019年1月25日 7時) (レス) id: 1625554164 (このIDを非表示/違反報告)
いちごぱふぇ 。(プロフ) - 苺子(マイコ)さん» ありがとござます!!頑張りますよおー!! (2019年1月25日 7時) (レス) id: c465ef33f3 (このIDを非表示/違反報告)
いちごぱふぇ 。(プロフ) - ゆいなさん» 考えとく ( (2019年1月25日 7時) (レス) id: c465ef33f3 (このIDを非表示/違反報告)
いちごぱふぇ 。(プロフ) - いちご18さん» 書かせていただきました 笑 ご不満な点ありましたらなんなりと!!! (2019年1月25日 7時) (レス) id: c465ef33f3 (このIDを非表示/違反報告)
いちごぱふぇ 。(プロフ) - ひなさん» わー!!ありがとうございます!!了解しました!!あんまりお話思いついてないので短めになったらごめんなさい! (2019年1月25日 7時) (レス) id: c465ef33f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いちごぱふぇ 。 | 作成日時:2019年1月20日 16時