検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:11,720 hit

DM 2※莉犬side ページ10

莉犬side
ころん 「ルーナが作詞作曲した歌を莉犬くんが歌うって言うのはどう?」

ころちゃんはこう囁いた。

……は!?

楽曲提供ってコト!?

ジェル 「なになに?俺らにも教えてや〜」

さとみ 「莉犬のその顔、気になるな。」

ころん 「だーめ!!……莉犬くんが実行したら教えてあげるけどね!」

るぅと 「じゃあ莉犬、早く実行するんだぞ!」

ななもり 「歌い手としてじゃないコラボ……?」

皆ころちゃんの提案に興味津々だ。

莉犬 「酷いよ……みんな……」

ころん 「ああもう!皆のせいで莉犬くん泣いちゃいそうだよ!ここからは僕と莉犬くんの秘密の会合だから!」

そう言って僕を隣の部屋に連れて行った。

ころん 「で、莉犬くんどう?やってみない?」

ころちゃんは先程とは違う真面目な眼差しを向けた。

ころん 「真面目な話、莉犬くんのいい経験になると思うよ。なーくんは歌い手との向こうに人気がでちゃうからダメって言ってたけど楽曲提供なら問題ないと思うし。」

莉犬 「確かに……でもさ、あのルーナだよ!?Twitterアカウントだって今回の騒動が無かったら絶対に作られなかっただろうし……断られるに決まってるよ。」

ころん 「もう、莉犬くんらしくないな。断られたらそれは仕方ないじゃん。何もせずに諦めるの?」

莉犬 「あー!分かったよ!やればいいんでしょ。」

やってしまった。

らしくないと言われ少しカッとなってしまった。

ころん 「じゃあ決まりだね!」

俺はどうやらころちゃんの手のひらの上で転がされていたみたいだ。

莉犬 「でもさ、どうやるの?まさか俺も動画出すの?」

ころん 「莉犬くん……バカ?そんなことしたら大大大炎上だよ!!」

莉犬 「じ、じゃあどうやって……」

俺が言い終わる前にころちゃんはスマホの画面を見せてきた。

ころん 「TwitterのDM!!ほら、ルーナ解放してるよ!」

そう言いながら俺の手からスマホを取り、Twitterを開いた。

莉犬 「ちょ、え?」

俺が混乱している間にころちゃんは

ころん 「はい!送信完了!」

と画面をタップした。

……!?

莉犬 「ちょっと、こ、ころちゃん……」

俺は少し強引にスマホを奪った。

恐る恐る画面を見ると案の定

『こんにちは、はじめまして。DM失礼します。すとぷりの莉犬です。……って見りゃわかるか!実はお話したいことがあって連絡させて頂きました。もしよろしければ返信してください!』

とルーナへのDMが送信されていた。

返信 1→←DM 1



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (32 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
53人がお気に入り
設定タグ:stpr , 莉犬 , stxxx
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:刹那夜 | 作成日時:2020年12月28日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。