3話 ページ3
貴「ん?なんか今日騒がしいね」
しのぶちゃんに診てもらっている最中、何やら外が騒がしいことに気づいた。
蝶屋敷はいつも静かだから珍しい。
というより、蝶屋敷にいるってことは怪我してるはずなのに元気だな。
しのぶ「ふふ、那田蜘蛛山で負傷した剣士が3名いますので。賑やかでいいですね。左腕はあともう少しですね」
貴「ありがとう。あぁ・・・下弦の伍の。その剣士に会ってみたいな」
部屋を聞くと、3人とも同じ部屋にいるらしい。
お友達同士だから騒がしいのか、と納得してその部屋へと向かった。
善逸「うわぁぁぁ炭治郎聞いてくれよーー!!!」
そんな叫び声が聞こえ、何事かとヒョコッと部屋を覗く。
貴「あっ、今朝の!」
隠におぶられている彼は、今朝の会議で審議にかけられていた・・・
えっと・・・
貴「溝口君」
炭治郎「竈門です!貴方はあの時の・・・」
隠「た、龍柱様!!」
金髪の男の子は、目を点にした後「え、この美人柱なの・・・?」と呟いている。
隠「龍柱様は、柱の中でも屈指の実力を誇りながら、我々部下をも思いやる御心を持っているお方だ。」
お見苦しいところをお見せしてすみません、と謝られる。
というか、めちゃくちゃ褒めてくれたんだけど恥ずかしい。
炭治郎「あの・・・あの時、味方してくれてありがとうございます。とても優しい方です」
貴「もしかしたら、あの時君を騙すために優しいふりをしたかもよ?」
いたずらっぽくそう言うと、彼は優しく笑った。
炭治郎「俺、匂いで色々わかるんです。貴方の匂いは、包み込むような温かさがある」
匂い・・・くん、と嗅いでみるが特にわからない。
すごい能力を持っている隊士だなぁ、と感心する。
貴「あれ、君刀持ってないけど・・・折れたの?」
刀がないことに気づいてそう言うと、彼はサッと青ざめた。
え、滅茶苦茶顔色が悪く・・・
炭治郎「やばい・・・鋼鐵塚さんに怒られる・・・・」
貴「えっ、担当鋼鐵塚さん!?私の担当も鋼鐵塚さんなの」
以前鉄珍様が言っていたことを思い出す。
なるほど、あの時の隊士は彼のことだったのか。
大正コソコソ噂話
出会った女性の柱は皆美人だったため、善逸は女性の柱は美人しかなれないと誤解しています。
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うりよ - ニヨニヨこの小説を読みながらニヨニヨしてたら父から叩かれました。(ノ#´Д`)イタイ (2020年3月19日 16時) (レス) id: 21c35aca73 (このIDを非表示/違反報告)
あん。(プロフ) - ニヤニヤがとまりません〜〜〜!!;; (2020年2月4日 23時) (レス) id: 4bcfa63d15 (このIDを非表示/違反報告)
麻婆豆腐 - 続きが気になります!おもしろくて前作含めて何周もしてます(^○^)更新頑張ってください! (2020年2月1日 12時) (レス) id: f6e05b3b11 (このIDを非表示/違反報告)
水人(プロフ) - 更新ありがとうござます!お話楽しみにしております^ ^ (2020年1月11日 19時) (レス) id: 82bf61e120 (このIDを非表示/違反報告)
まり(プロフ) - いつも楽しみにしています^ ^更新頑張って下さい! (2019年12月21日 1時) (レス) id: 00fbafc59a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みっど | 作成日時:2019年11月17日 9時