検索窓
今日:32 hit、昨日:14 hit、合計:778,759 hit

12話 ページ12

貴「えっと・・・聞いて後悔しない?」




杏寿郎「・・・・後悔?」




何をだ、と言いたげな杏寿郎。



このまま杏寿郎に誤解され続けるのも嫌だ。




あーもう、言っちゃえ!!と勢いに任せた。



貴「これ、杏寿郎が付けたの!昨夜!酔っぱらって!」




杏寿郎「・・・・は??」




ボッ、と顔を赤くしてそう言う杏寿郎。




態度からして、信じていないわけではないようだ。




杏寿郎「俺が?・・・いや待て、昨日の記憶がないぞ」




貴「そりゃそうよ、かなり飲んだみたいだったし。ち・・・ちなみに2つ付けてるからね」




この首の横と、項のところ。




言うのは恥ずかしいが仕方がない。



くるりと振り返って見せると、後ろで息をのむ音が聞こえた。




杏寿郎「俺がやったのか」




貴「うん。抱き着いて離してくれなかったり、一緒に寝ようって言ったり」




あった出来事を話すと、杏寿郎は頭を抱えた。




杏寿郎「本当にすまない、覚えていないが・・・襲ってはないな?」





貴「襲うって・・・・!」



自分でそういうことをしてしまう自覚があるのか。




襲っていないことにまず安心したのか、ホッとため息をついた。




杏寿郎「そうか・・・俺が付けたのか」




貴「ねぇ、何か嬉しそうだけど」



頬が緩んでいる杏寿郎にそう言う。



何で嬉しそうにしているんだ。




貴「私だったからまだよかったけど・・・他所で泥酔しないでね。どうつけこまれるかわからないから」






杏寿郎「Aじゃないとしていない」




・・・・・ん?




私じゃないと・・・していない?




貴「ちょっと!そういう天然いらないから!!」




杏寿郎の言葉を頭の中で復唱し、顔を真っ赤にした。




大正コソコソ噂話

着物は宇髄が用意してくれたもので、牡丹が描かれています。宇髄が選んだのでとにかく派手です。

13話→←11話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (667 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2157人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 煉獄杏寿郎
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

うりよ - ニヨニヨこの小説を読みながらニヨニヨしてたら父から叩かれました。(ノ#´Д`)イタイ (2020年3月19日 16時) (レス) id: 21c35aca73 (このIDを非表示/違反報告)
あん。(プロフ) - ニヤニヤがとまりません〜〜〜!!;; (2020年2月4日 23時) (レス) id: 4bcfa63d15 (このIDを非表示/違反報告)
麻婆豆腐 - 続きが気になります!おもしろくて前作含めて何周もしてます(^○^)更新頑張ってください! (2020年2月1日 12時) (レス) id: f6e05b3b11 (このIDを非表示/違反報告)
水人(プロフ) - 更新ありがとうござます!お話楽しみにしております^ ^ (2020年1月11日 19時) (レス) id: 82bf61e120 (このIDを非表示/違反報告)
まり(プロフ) - いつも楽しみにしています^ ^更新頑張って下さい! (2019年12月21日 1時) (レス) id: 00fbafc59a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:みっど | 作成日時:2019年11月17日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。