続＝ LOVE！【TH】 (ページ24)

今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:19,660 hit

TH side ページ24

「一緒に頑張ってくれる…？」

ライブの後の余韻の続きで幻覚でも見てるんだろうか
フードを取ったAはポロポロと綺麗な涙を流して一緒にいたいから頑張るって言ってくれた

「フフ、泣いてる…」
TH「はっ？泣いてねぇ！！」
「えー？嬉し泣きしてくれてるんだと思ったのに…」

目の前のAは少し唇を尖らせて怒った顔を見せる

好きだって気が付く前は少しめんどくさいと思ってたこの表情も
片思いになってからはこんな顔させたくないのにって悩みに変わって
今は見惚れてしまうほど愛おしい

TH「ハハ…あぁもう！……好きだ、Aが」
「ｯ‼︎…う、うん…私も…好き」

頬をピンクに染めて恥ずかしそうにでも目を逸らさずに俺を見つめるAはいつの間にか甘いバラの香りに変わっててうるうるとした瞳と俺が選んだ色に染まった唇が俺の自制心を揺るがせる

TH「(きっと、キスしたら止まらなくなるけど…でもせめて1回だけ…………)」

頬に右手を添えると恥ずかしそうに擦り寄ってくるA
俺が静かに顔を寄せるとAも静かに目を瞑った

ゆっくり触れた唇はあの頃よりも大きくてのっぺりしていて………………ん？「キャッ！！」……………キャッ？

慌てて開いた視界の先には大きな手………

JN「はい、ストーーーーーーーップ！！」
TH「は？」
JN「もう〜だから何回も言ってるデショ！いちゃこらするのは場所選びなさいって〜！メンバーのラブシーンなんか見たくないよ、ヒョン。アヒャアヒャ！」
TH「はぁ？！ヒョン！何してくれてんの！今！絶対邪魔しちゃいけない所！あとグガ！！何Aに引っ付いてんの！」
JK「えー？なんでですか？ヒョンの彼女になったなら僕の友達でもあるわけでしょ？？僕だってAさんと仲良くなりたいです！」

Aをバックハグして肩に顎を乗せてニヤニヤしているグガ
Aはびっくりしているのかそのままの姿勢で固まっている

JM「フフ、もっとイチャイチャしてたいだろうけど…アンコールに出なきゃ、ね？」
SG「おら、さっさと準備してこい。あとお前は離れろ。Aさん迷惑してんだろ」
TH「…はーい…」
JK「えぇ〜？！」

・

・

・