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岩「______ふぇ?」
「おはよっ!ニヒヒ」
多分、シャッター音で目が覚めたんだろう。近距離で寝顔を撮ったから。
寝起きでビックリ顔の剛典も写真に収めると、ベッドサイドへ腰かけた
岩「うわ〜。それ、絶対ダメなやつ」
「そんな事ないよ〜?ファンにはたまらない一枚だと思うけど?笑」
満足げに笑ったら、急に腕を引っ張られてそのまま剛典の横に寝転がされた
岩「ダーメ。俺のその顔見れるのは、お前の特権。でしょ?」
「_____バカっ」
さっきまで腑抜けた顔をしていたくせに、もう既に撮られる用の顔になった剛典にそんな事を言われて、顔が真っ赤だ
いつものことながら、結局今日も私は彼に勝てないでいる
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「朝食を食べてるだけなのに絵になるってすごいよね〜」
羽田「ね〜!!もう意味が分からない。凡人には一生真似できない領域だよね〜」
加藤「ナイフとフォーク持ってるだけで貴族感出るって、やっぱ持ってるモノが他の人と違うからなんだろうね〜」
岩「____いや、マジでやめて。笑
てゆうか、そんなに煽てたってまだ怒ってるから!」
カメラに撮られながら朝食なんて、私は絶対イヤだけどこれも彼のお仕事だ。
口調は怒っているのにそれを表情に出さずにカメラに笑顔を向けられるとか、もう才能でしかないと思う
そして、、、何故、剛典が怒っているのか_____
それは二人で行く予定だった教会にみんなで行く事になったから。笑
食事シーンを撮りながら今日どうやって行くかを話していたら、周りのスタッフさん達も行く気満々になったのだが、剛典は『絶対一緒に行かない』と言い張った
それでも行く気満々で話が盛り上がり始めたスタッフさん達
別で行くけど、行き先は同じなんて......交通費の無駄じゃない?そう思った私が『折角だから一緒に行きましょう!』と言ってしまったわけだ
写真と撮り終えて剛典の向かいの席に座る
「____まだ怒ってる?」
岩「怒ってる!」
「ごめんね。____どうしたら許してくれる?」
岩「_____、その顔、反則
あ〜もうっ!いいよ!でも一緒に行動するのは移動だけだからねっ!」
「へへっ。ありがとう!剛典、大好きっ!」
剛典が私の泣きそうな顔での上目使いに弱い事、それを知ってて使う私
彼だって私がこういう時に使っている事を知っているのに、それでも私を許す彼は、私には激甘だ
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みちゅ(プロフ) - りのさん» ありがとうございます!月に一度!!作者より多い(笑)そんなに読み込んでもらえるなんて作り手冥利に尽きます。これからも更新頑張ります! (2018年9月18日 12時) (レス) id: 9bddc918db (このIDを非表示/違反報告)
みちゅ(プロフ) - みーゆーなーさん» お返事遅くなりました!こんな更新の遅いお話にそんな事言ってくださって嬉しい限りです。14章、公開させてもらいましたので是非!! (2018年9月18日 11時) (レス) id: 9bddc918db (このIDを非表示/違反報告)
りの(プロフ) - 初めまして!月に一度は1章から読んでます^ ^14章も楽しみにしています♪ (2018年8月31日 17時) (レス) id: 2a50d2a929 (このIDを非表示/違反報告)
みーゆーなー(プロフ) - 初めてコメントします。いつもドキドキしながら読んでます!1日の終わりに読むこの時間が至福の時です♪14章も楽しみにしています! (2018年8月28日 23時) (レス) id: d7a3d0d082 (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - みちゅさま コメントありがとうございました。すみませんでした。 (2018年8月10日 12時) (レス) id: 3c3903dd1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みちゅ | 作成日時:2018年7月13日 10時