2017.01.＊＊ NOTITLE ページ1
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「はい。ありがとうございます」
届いた荷物をいつものようにシュークロークの上へ置く
今日の荷物はいつものようなインターネットサイトからの物ではなかったけど、住所や氏名が合っているということは剛典が何か購入したんだろう。くらいに思って受け取った
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岩「ただいま〜。うぅ〜寒かった！」
冷たい風と共に、身を縮めながら入ってきた剛典
「おかえりなさい。 あ、そういえばなんか荷物届いてるよ〜」
岩「え？俺、なんも頼んでないよ？」
「え？ だって、住所も名前も合ってて......」
なんとなくイヤーな雰囲気が二人を包む。私が持ってきた荷物を剛典に奪うように取り上げられ、その顔は少し緊張しているようにも見える
岩「＿＿＿＿＿なんでここから？」
依頼主の欄を見た剛典には、その名前に憶えがあるようで顔から一気に緊張感が抜けていく
良かった。私たちが想像するようなものではなさそうだ
いつも通り乱暴に荷物を開けて、そこから出てきたものを見る剛典。私はそこに散らばった包装物の残骸を拾う。お願いだからゴミをまとめやすいようにして欲しい
岩「＿＿＿＿＿あ。ワンオクだ」
「え？！」
岩「あ、目がキラキラしてるー。むかつくー」
そこは許してほしい。だってその黄色の物体とワンオクと言うフレーズを聞いてしまったんだから。私がワンオクが好きな事、知ってるでしょうよ。
以前に起きた出来事を忘れた訳ではないが、それとワンオクの音楽とはまた別の話だ。あんな事があったといえど、私はワンオクが好きなんだ。
岩「あー、新しいアルバム出すって言ってたっけ。うわ。ワンオク全員のサイン付きだって。むかつくー」
「え！？！？ちょ、見せて見せてー！！」
勿論自分で予約した。でも発売は2日後。私の手元にはまだない。
岩「この差出人の名前。タカの本名だし。ちゃんと確認して受け取れよ。危ないだろ」
「はい！ごめんないさい！以後気を付けます！
だから早く見せて〜！」
『全然反省する気ないじゃん』って唇を尖らせながらも、ちゃんと私に渡してくれる
なんだか触るのも緊張してしまう
岩「＿＿＿＿＿お前、どんだけワンオクの事好きなの。笑」
もう呆れ返っている剛典を横目に、私の目は表に書かれたタカの直筆メッセージを読んでいた
『Aちゃん。この間はごめん。メンバー全員のサイン付きだから。これで許して』
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みちゅ(プロフ) - りのさん» ありがとうございます！月に一度！！作者より多い(笑)そんなに読み込んでもらえるなんて作り手冥利に尽きます。これからも更新頑張ります！ (2018年9月18日 12時) (
レス) id: 9bddc918db (このIDを非表示/違反報告)
みちゅ(プロフ) - みーゆーなーさん» お返事遅くなりました！こんな更新の遅いお話にそんな事言ってくださって嬉しい限りです。14章、公開させてもらいましたので是非！！ (2018年9月18日 11時) (レス) id: 9bddc918db (このIDを非表示/違反報告)
りの(プロフ) - 初めまして！月に一度は1章から読んでます^ ^14章も楽しみにしています♪ (2018年8月31日 17時) (レス) id: 2a50d2a929 (このIDを非表示/違反報告)
みーゆーなー(プロフ) - 初めてコメントします。いつもドキドキしながら読んでます！１日の終わりに読むこの時間が至福の時です♪１４章も楽しみにしています！ (2018年8月28日 23時) (レス) id: d7a3d0d082 (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - みちゅさま コメントありがとうございました。すみませんでした。 (2018年8月10日 12時) (レス) id: 3c3903dd1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みちゅ
| 作成日時：2018年7月13日 10時
