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久しぶりに夢を見た。
小学1年生のときの鮮明な記憶。
小1が見るべき光景ではなかった。
赤く染まった駿佑が笑ってる。
その奥には赤い液体と共に倒れている駿パパ。
場面が切り替わって、優しい顔をした駿ママ。
自信満々に公園で遊んでたって言う駿佑。
優しい顔がこっちを向いて、本当？って問いかけてくる。
ホンマ。駿パパに聞いたら分かるで。
私の声がその場の空気を凍らす。
夢でこの場面を見るのは初めてで、なんか嫌な予感がした。
「なあ駿佑。
あのときの夢見たわ。」
朝、迎えに来てくれた駿佑に話しかける。
駿「俺のお母さん、あのときなんて言ったか覚えてる？」
「もちろん。」
駿「もし駿佑がお父さんｺﾛｼﾀなら、私は駿佑をｺﾛｽ。」
「笑顔やったよな。」
駿「うん。」
あの後、絶対内緒やでって駿佑はコソッと私に言ってきた。
あの時は可愛かったのに。
駿佑も変わったなー。
続く (更新停止中)
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作者名：ありな。 | 作成日時：2019年4月9日 11時
