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帰り道。

特に面白いこともなく話しながら帰った。

昨日と違うのは駿佑から話しかけてくれることかな。





駿「じゃ。」





そう言って昨日と同じ場所にキスを落とした駿佑は、振り返ることなく自分の家に入って行った。

こんな時間になっても二人共鍵っ子やし、怒られることはない。

やから、ほんまはもっと一緒にいたい。

そんなこと、駿佑に言ったら笑われるかな。

駿佑のニヤッと笑う顔が想像されて、ちょっと身体が震えるのが分かった。




近所に同じ学校の人はおらんからキスなんかせんでいいやろうに。

なんでするんやろ。




あー、脅迫か。

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作者名：ありな。 | 作成日時：2019年4月9日 11時

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