闇柱は鬼殺隊の中で尊敬されているようです

二の闇 ページ3

炭治郎「……俺の妹は鬼になりました。だけど人を喰ったことはないんです！今までも、これからも…絶対に人を傷つけることはありません！！」



伊黒「はっ、くだらない妄言を吐き散らすな。身内なら庇って当然。言うこと全てが信用出来ない。俺は信用しない」

悲鳴嶼「あぁ……鬼に取り憑かれているのだ。早くこの子供を殺して解放してあげねば…」


ダメだ！！誰も聞いてくれない！！！

このままじゃ……！！



炭治郎「っ！！聞いてください！！禰豆子が鬼になったのは二年も前のこと！！その間、禰豆子は人を喰ってはいない！！」


宇髄「話が地味にグルグル回ってるぞアホが。今までもこれからも人間を喰わないってことをド派手に証明してみろ」


証明…！？………証明っていったって！！

どう証明すればいいんだ！




甘露寺「あのぉ……でも疑問があるんですけど……この事をお館様が把握していないとは思えないんですけど…

勝手に処分してもいいのでしょうか…

いらっしゃるまで待った方がいいのでは？」



柱「「「…………」」」




炭治郎「禰豆子は俺と一緒に戦えます！！人間を守るために戦えるんです！！」



？「オイオイ、何だか面白いことになってるなァ」


陰「不死川様！困ります！箱を手放して下さい！！」





不死川「鬼を連れたバカ隊員はそいつかィ」

風柱 不死川実弥



顔が傷だらけの男が禰豆子のいる箱を持って現れた…


禰豆子！！！！！


不死川「鬼がなんだってェ？人間を守るために戦える？

そんな事はなァ…………ありえねぇんだよォ！！」


男は刀を腰から抜いたと思ったらその刃を





あろう事か、禰豆子のいる箱へと突き刺した


箱から禰豆子の小さな呻き声と血が滴った



炭治郎「やぁぁめぇぇろぉぉぉ！！！！！」


俺は縛られたまま足で地面を蹴りあげ、男の元へと走る


刺したんだ、あの男は！！


罪のない禰豆子を！！！！



炭治郎「俺の妹を傷つける奴は、柱だろうが何だろうがゆるさない！！！」

不死川「ハハハ！！そうかィ！！それは良かったなァ！！」


富岡「やめろ！！もうすぐお館様がいらっしゃる！！」


富岡さんの止める声が聞こえるけど、すみません！！


俺はこの人を、妹を傷つけるこの男を


許すことが出来ません！！！




俺は男の人が振った刀を宙に飛んで避け、そのまま思い切り頭突きをかました


不死川「グッ！！」

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