言ってなかっただけ JK [BTS] 2 (ページ2)

今日:4 hit、昨日:1 hit、合計:49,958 hit

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A

無事に終了し

番組収録のため移動する

メンバーと同じ車に乗り込み

その番組のことを全く知らない私が番組について聞くと

簡単に言えば新曲の宣伝

新人アイドルにとっては顔を広めるチャンスだから、ここでいかに撮れ高を取るかが勝負らしい

いわばアイドルの登竜門だそうだ

ふぅ、それは失敗出来ないな

メンバーも自分で言ってプレッシャーを感じたのか、みんな黙ってしまった

雑誌の取材の休憩中にリアムから

曲を全てダウンロードできた

と報告を受けていたが、今は番組のことを考えたくて再生しなかった

現場に着き、台本片手に打ち合わせをした

新曲を踊ったり、高速ダンスをするらしい

視聴者の質問に答えたり、司会者とお話も

私は作詞作曲のことについて聞かれるらしい

うぅ、この話題はあまり得意じゃない

だって、

この業界にいれば

曲調や歌詞が似てるだの盗作だのいちゃもんをつけられる人たちを大勢見てきたし

顔を出していればなおさら

だから私、が作った曲の作詞作曲者名は非公開にして欲しいと頼んだことがある

ダメだと一喝されたが

MCにも挨拶をして

普段着のような衣装に着替え、メイクも変えて

いざ収録

装飾や小物も置かれていない真っ白でシンプルなスタジオだった

CGか何かで背景を映像処理させるのかと思ったがテロップを出すだけらしい

韓国語も不慣れで緊張気味の私たちに

優しい笑みで迎えてくれ、ゆっくりと話してくれた

それでも、通訳さんはかかせなかったけど

深夜にまで渡っての収録であったが無事に終了した

自分達も上手く出来た自信がある

手応えを感じていた

そのあとこの興奮状態のままメンバーからの

BTSへの曲提供についての質問攻めを受けた

こと細かに聞かれすべて答えおわるまで解放して貰えなかった

日本へ帰ってからも過酷なスケジュールをこなした

クリスマスの歌謡祭や紅白への準備

両方とも生中継だから失敗したら取り返しがつかない、

ピリピリとした緊張感の元、練習を重ねた

その合間を縫って新曲作りやライブ用のリミックス曲の作成を行う

もちろんBTSのことだって忘れてはいない

仕事漬けの毎日を送っていた私たちの励ましになったのは、

少し前に韓国で雑誌の取材を受けたがその雑誌が届いたことだ

それに発売日には増販が決定されたと連絡が来た

こういう知らせはやる気に繋がる