12 ページ12
最近はお仕事も忙しい時期を終えてちょっとのんびり
自分の担当のお客様のところに顔を出してお話して、お客様の将来を考える
お客様の人生に寄り添って生きることが出来るこの仕事を私は気に入っている
朝がちょっぴり早いけどそのぶんいいこともある
ピピピピッ
目覚ましを止めて身支度をしてから簡単に朝食を作る
昨日煮付けた煮魚にお新香、サラダ、お味噌汁、あとはデザートにいちごを準備して二人分をお盆に載せる
その上から布巾をかぶせる
これがとっても重要!!
さて、着替えとメイクは終わってるから最終チェックとして全身鏡の前に立つ
道を聞かれるような人になりなさいと子供の頃にお婆ちゃんに言われたことを忠実に今でも守ってそれらしい格好をする
「よしっ!いってきまーす!」
仕事用のカバンと朝ごはんの乗ったお盆を手に持つ
部屋を出た時点で時間はまだ6時30分
そして隣の部屋のピンポンを押す
マサイ「おはよー」
と少し眠そうに扉を開けて出てお盆を受け取ってくれた
「おはよー、相変わらず眠そうだね」
まだ6時代なので辺りは少し暗い
マサイ「もうちょいで編集が終わりそうで、納期が近いんだよなー」
そう、マサイとわたしの生活リズムはまるで違う、夜の11時には寝てしまう私と夜はほとんど起きているマサイは付き合ったばかりの頃はなかなかリズムが合わずに会うことが出来なかった
なので、私の起きた時間とマサイが寝る前の時間を合わせて一緒に食事をするようになった
テーブルにお盆を置いて、朝のコーヒーを持ってきてくれる
マサイ「めっちゃいい匂いがする、今日は何かなー?」
「うふふ、開けるね!」
お盆に被せた布巾を持ち上げる
そう、わたしはこの瞬間が大好き!
マサイが眠い顔をしてても一瞬で喜んでくれるから
「昨日買ってきたお魚を煮付けにしたの〜」
マサイ「うわぁっ!まじか!美味そうー!!」
「「いただきます」」
マサイ「今日は何時に帰ってくるの?」
「急ぎの仕事はないから定時に帰れると思うよ」
マサイ「そっかぁ〜、駅まで迎えに行こうか?」
「えっ?ほんと!嬉しい(´˘`*)」
マサイ「仕事が終わったらLINEしてね」
「うん!」
ピピピピッ
七時を知らせるアラームが鳴った
「もうこんな時間!ご馳走様でした!」
マサイ「気をつけてね〜」
食器はマサイが片付けてくれるから置いたまま
「じゃあ!いってきまーす!」
これがわたしのルーティーン
31人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
mi.sunflower.zu(プロフ) - オリジナルフラグ外しました。ご丁寧に教えてくださってありがとうございます (2018年1月14日 19時) (レス) id: 46ac73be96 (このIDを非表示/違反報告)
、 - 実在する人物やキャラを扱う二次創作になりますのでオリジナルフラグはお外し下さい (2018年1月13日 7時) (レス) id: 692d7f5942 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みぃ | 作成日時:2018年1月4日 23時