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「みんな仲いいよね〜、どういう集まりなの〜?」
モトキとンダホが混ざってしばらく話したときに少し気になったことを聞いてみた。
しかし、このAの発言に4人は顔を合わせる
「まじでAは知らないんだな」
と真剣な顔してシルクが言うので笑ってしまう
「えー?どーゆーこと???」
「まぁ、Aにも迷惑をかけることもあると思うからキチンと話しとくべきだと思うぜ」
ずっとAの隣に座っていたマサイが真剣な顔をしている
みんながシルクをみる
「あのな、おれたちはな、Fischer'sっていうYouTuberなんだ」
・・・・・・・・・。
「えっ??!」
「YouTuber!?えっと、それってあれだよね.......HIKAKINさんの.......」
ビックリして持っていたお酒がスカートにかかってしまった
「あっ!」
幸いにも少しだけだったのでマサイがタオルを貸してくれた
「ありがとう」
「いや、驚かせてごめんな」
「勝手にびっくりしただけだから大丈夫だよ」
といい、顔を上げた
「そーだったんだ!知らなかった、4人でFischer'sやってるんだね〜」
「いや、あと3人いて、7人でやってるんだ、最近俺たちのよく行く公園で落書きされていたり、車から音楽をがんがんで流す奴がいたり、マンションに向かって叫ぶ奴がいたり非常識な視聴者が増えていてAにも迷惑をかけるかもしれない」
と、シルクの言葉
「それって悪いのはシルクたちなの?シルクが悪いわけじゃない、ねっ!だから大丈夫だよー」
にこにこ笑った
「もし、もし何かあったらオレらに必ず言うんだぞ、何かあってからじゃ遅いんだ」
と言ってマサイが机の下で手を握ってくれた
「うん!わかった〜」
「Aー!コレ見てよ俺たちの動画!」
といいながらンダホがパソコンを見せてくれた
「アスレチック?楽しそうだね〜」
と動画を見ながら話していたら
「凄い、いい子だね、ちゃんと守ってあげないとね」
とモトキが言って、マサイとシルクが頷いたことには気づかなかった
「これおもしろーい、あははははは」
「えーーーっとじゃあ、これは??ダンス踊ったんだ!学割ってるダンス」
ずーっと笑ってみていたAがピタっと止まった
目が大きく丸くなってパソコンから目を離さなかった
「A?どうだった??」
「あっ、うん、ンダホダンス上手だね〜」
「えっ、そう〜??笑笑」
という会話があった
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作者名:みぃ | 作成日時:2017年12月20日 9時