【HQ!!】ねぇ、先輩。【黒尾鉄郎】-完- (ページ41)

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「「「「「あざした！！」」」」」

13:00。

2泊3日に幕を閉じた。

『あ''あ''あ''ネムイ』

烏野を見送ってから、可愛げの無い声で独り言を呟くA。

黒尾「その男みてぇな声どーにかしろ」

『心が綺麗な人には女の子の声に聞こえるんですよ』

黒尾「心が綺麗すぎて本物の声が聞こえちゃったみてぇだわ」

『いや心が汚れてます』

黒尾「すぐ先輩にそーゆーこと言う」

『先輩だって意地悪するじゃないですか』

黒尾「俺は可愛がってるの」

『私も可愛がってるんです』

黒尾「いや絶対違うよね？え？」

『先輩の背中を見て後輩は育つんですよ？私がこうなったのは先輩のせいです』

黒尾「スミマセン」

可愛い。

可愛すぎる。

夜久「おいお前らイチャイチャするなら帰ってからしろ」

黒尾「あ、すみません」

『はい』

まぁでも仲の良さ見せつけるのは嫌いじゃない。

木兎「ヘイヘイヘーイ黒尾と久遠ちゃん！！また次の合宿でな！！」

『あ、木兎さん！ありがとうございました！』

赤葦「次は1週間だからまた頑張ろうね、A」

『うん！楽しみにしてるよ！』

赤葦「そうだね、少し楽しみ」

『京治ってさ、あんま表に出さないけどちゃんとバレー好きだよね』

赤葦「結構好きかも。」

『はは、いいじゃん！そーゆーとこ好きだよ！』

おっとAチャン？

黒尾「はいはいはーいお喋りタイム終わりでーす」

『うわっ！』

Aの肩を抱いて、俺の方に抱き寄せる。

木兎「いいなぁいいなぁラブラブじゃん！！」

赤葦「ホントですよ。」

黒尾「俺の彼女なんでね。」

『せ、んぱいっ！///』