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＊
治「ツム行くで！」
サムが俺の教室で声を上げた。
侑「今行くで！」
クラスの女の子たちに「ダンス部見てくる」と伝えて教室を出た。
角名「早く見てみたいな」
銀島「侑のせいで俺らまでファンみたくなっとる」
角名「もうファンみたいなもんっしょ」
治「せやな」
侑「Aさん写真撮ってくれるやろか」
治「侑が行けば大丈夫とちゃう？」
角名「だな、Aさんもだいぶ侑のこと可愛がってるっぽいし」
一般入場が始まったばかりやと言うのに、体育館には列ができとった。
俺ら生徒は違う入口から入り、10分前に入っても6列目やった。
侑「こんなはよ来ても6列目って…」
治「ばりばり1列目取れる思っとったな」
銀島「せやな」
角名「それだけすごいってことだな」
まぁ、
チケット取って見るようなトップクラスのダンス部を無料で見れるんやから、
そりゃこんなに賑わう理由もわからへんくはない。
そして10分後、
体育館が暗くなってダンス部の公演がスタートした。
侑「あ、Aさんや」
歓声と音楽で誰にも拾われなかった俺の言葉。
せやけど、
俺はAさんの姿を一番最初に見つけたで。
センターでバッチバチのダンスを踊るAさん。
侑「かっこえぇ…」
空いた口が塞がらんとはまさにこのことや。
激しいダンスに圧倒された。
ほんでいつもの可愛ええAさんはおらへんかった。
その時。
侑「あ。」
Aさんと目が合った気がしてん。
俺の目を見て、わろた気もした。
なんや、
そんなの。
反則やろ？
＊
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mi…(プロフ) - 湊さん» ご指摘ありがとうございます！！直しておきます！！ (2020年3月31日 17時) (
レス) id: 4065260f63 (このIDを非表示/違反報告)
湊(プロフ) - すごい面白かったです！あと、角名君は関西弁じゃなかったかと… (2020年3月31日 16時) (レス) id: ef148efd04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mi… | 作者ホームページ：I don't have.
作成日時：2020年3月14日 2時
