【黒バス】俺に落とせない女はいないんス。【黄瀬涼太】-完-

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黄瀬「アンタ、Aっちのこと何にも知らないんスね。」



火神「あ！？」



黄瀬「Aっち、高校からスカウト来てるんスよ。赤司っちの次にスカウト多かったんスからね。」



火神「マネージャーだろ？そんな馬鹿な話…」



黒子「あります。本当にAさんは“強い”。」



日向「お、おい黒子！」



火神「黒子はコイツら側に回んのかよ」



黒子「そういうわけではありません。正直僕も少しイラつきました。」



火神「じゃなんで！」



黒子「Aさんの“強さ”を知ってるからです。これ以上喋らないでください恥ずかしいので。」



『はは、黒子やっぱ面白いね』





その笑顔はいつものAっち。





『まぁせいぜい頑張って総体おいでよ。イラつきがイラつきで終わらないといいけど〜』





そう、身を翻した。





その強気に満ちた背中には、人を引っ張る力があった。





火神「くっそ！！！」



黒子「落ち着いて下さい。この間Aさんに負けたじゃないですか。」



火神「な！お前！！」





黒子っちの爆弾もあり、一応収まった。





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その日の部室。





笠松「にしても、Aかっこよかったな今日。」



森山「俺も正直めっちゃカッコイイと思った。」



小堀「Aのあんな姿初めて見たな。」



黄瀬「Aっちのあの天然さとカッコ良さのギャップがたまらないっスよね〜」



森山「わかるすごいわかる。」



黄瀬「普段の姿からは想像出来ないっスよね」



早川「全然出来ないな！！」



中村「心強いな、あんなマネージャーがいて。」



黄瀬「ですよねですよね！！！」



笠松「何でお前が嬉しそうなんだよ。」



黄瀬「チームメイトなんで！」





同じ中学から来た子がこんなに褒められるのは正直嬉しい。





それでこいつもあいつと仲良いって思われるのも嬉しい。





俺Aっちこと大好きじゃないっスか…笑





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