【黒バス】俺に落とせない女はいないんス。【黄瀬涼太】-完-

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笠松「明後日、誠凛高校と練習試合をすることになった。あと明日は体育館の点検のため休みだ。」



「「「「はい！！」」」」



黄瀬「ねぇAっち、明日誠凛行かないっスか？」



『え！？』



笠松「お前ら2人って危ねぇな。あんま暴れんなよ。」



黄瀬「任せて下さいっス！」






・





そんなこんなで迎えた次の日の放課後。





『暖かくなってきたね』



黄瀬「そうっスねぇ〜まだブレザー脱ぐには寒いっスかね」



『そんな感じね』





電車に揺られて30分。





『眠くなってきた』



黄瀬「子犬っぽいっスね」



『涼太には言われたくない』



黄瀬「なんでっスか！」





・





黄瀬「ここかぁ〜さすが新設校って感じっスね」



『ね！めっちゃ綺麗！』



黄瀬「体育館どこっスかね」



『それな笑』





かすかに聞こえるボールの音を頼りにAっちと共に歩く。





すると周りには女の子の集団ができていた。





「黄瀬くん！サインお願いします！」



「写真撮って下さい！」



「まって本物の黄瀬くん！！？」



「きゃああああああ！やばああい！！」





『さすが涼太』



黄瀬「そういうAっちだって」





「あの黄瀬の隣にいる女子めっちゃ可愛くね？」



「めっちゃタイプ」



「え連絡先聞いてみようかな」



「インスタでもいいから知りてえ」





『いやモデルさんには負けます笑』



黄瀬「俺もAっちは可愛いと思うっスけどね」



『またまた〜』





本当っスよ。





自分がどれだけ可愛いと思ってるんスか？





『あ、ここか』



黄瀬「ここっスね」





バスケ部の体育館を発見。





そして体育館に入るや否やすぐ囲まれる。





Aっちも男子からインスタを聞かれたそうだ。





相田「騒がしいわね…って！黄瀬涼太！と雨宮A！！」



『あ、すみませんこんなつもりで来たわけじゃないんですけど、、笑』



黄瀬「あと5分待って下さいっス！」





そして5分後。





『すみませんこの黄色い奴が』



黄瀬「黄色い奴ってなんスかぁぁ」



『うるさい』



黄瀬「すんませんっス」



相田「あなた達がなぜここに？」



『まぁ少し練習見させて貰ったんですけど、下見に来るほどの実力じゃ無かったです笑』





可愛い笑顔でキツいことを言う。





可愛い顔して、めちゃくちゃ強気。





そんなAっちがまたたまらなくカッコイイんスよ。





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