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#14 ページ14







朝6:00。





『ぁぁねむい…』





大きなあくびをしながらAは隣の席に座っている。





笠松「昨日ちゃんと寝たのか?」



『寝ましたよ笑』



笠松「まぁお前いつも眠そうだもんな笑」



『バカにしてます?笑』



笠松「おう、笑」



『生理現象なんで仕方ないでーす笑』





楽しそうに笑うA。





距離が近い。





髪の匂いや服の匂い、





自然と胸の鼓動が速くなっていた。





『めっちゃ先輩の匂いします』



笠松「そうかよ」



『こんなに近くにいたらそりゃしますよね、笑』



笠松「俺も、Aの匂い…わかる」



『へ?』



笠松「なんだよ」



『いや笠松先輩が自分の匂い分かるなんて思ってなくて、、』



笠松「いやわかるわ、お前俺の近くによくいるじゃねぇか」



『まぁたしかにそうですね!笑』





髪を揺らして笑う度に香るAの髪がとてもいい匂いで。





俺やべぇ奴みたいじゃねぇか。





『笠松先輩』



笠松「ん?」



『好きな人、いるんですか?』



笠松「いやいねぇよ。好きになった人すらいねぇ。」



『そうなんですね良かったです』



笠松「逆に、お前はいんの?」





恋愛なんか興味無かったんじゃねぇのか?俺。





『います、よ。』





チクッと、何かが刺さる音がした。





笠松「そうか。頑張れよ。」



『はは、そうですね!頑張ります笑』





少し悲しげに笑うA。





なんだこれ。





懐いてくれるAがいなくなるのは少し嫌だ。





少し沈黙が続き、




Aは頭をフラフラ揺らしながら眠さを抑えられていないようだった。





そして気づいたらAは眠っていた。






揺れる度に一緒に揺れる頭を、俺は自分の肩に乗せた。





そしてサラサラの髪を撫でてみた。





女ってこんなに綺麗な眠り方をするんだ、って思った。





初めて見るAの寝顔。



気持ちよさそうに眠るAはとても綺麗だった。





って、俺、




肩に頭乗せてなにやってんだ。





いつもと違う自分に戸惑いながら俺も夢の中へ落ちていった。





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はろ。(プロフ) - めちゃめちゃ最高でした!!!! (2022年12月20日 18時) (レス) @page43 id: a719d361a2 (このIDを非表示/違反報告)
天の川 - 最高っす 笠松パイセンの初々しさが最高 (2020年5月18日 19時) (レス) id: 348cf1e7b1 (このIDを非表示/違反報告)
mi…(プロフ) - まゆさん» 冬休み頑張ります!!コメントありがとです! (2019年12月17日 7時) (レス) id: 4065260f63 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - キャー、笠松さん可愛いです! (2019年12月16日 23時) (レス) id: 69e59c5c29 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - 続きが気になります!更新楽しみにしています! (2019年11月16日 16時) (レス) id: 69e59c5c29 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mi… | 作者ホームページ:I don't have.  
作成日時:2019年10月31日 21時

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