じゅうなな ページ18
てくてくてくてく。
『……。』
「……。」
きっっっまず。
いや気まずいっつか空気重すぎない？？
『っだああああもう！！！』
「！？！？なんだよびっくりした！！！」
私はそれをうるさい、と一喝し、ツカツカと快斗くんの元へ行き、顔を掴んだ。
『なんか喋ってくんないと空気重いじゃん！！』
「いや無茶ぶり！！」
まあいいや、これで重くなくなったし。
『…あ。』
「今度はなんだよ？」
私は立ち止まり、指を指す。
『あそこだよ、もう一個の家。』
そう、私の家が見えてきた。
「……えっあれ？」
『うん、あれ。』
快斗くんが立ち止まってしまった。
『…どしたの。』
「……いや、え、あの、」
混乱と驚きが混ざった表情をしている快斗くん。
『なに、はっきり言ってよ。』
「………家でかくね？」
…………。
『そんなことかよ不安になった私の気持ち返せ』
「いやいやいやそんなことじゃねーって！でかすぎんだろ！」
…まあ小さくはない。それは認める。
『まったく…早く行こう、置いてっちゃうよ。』
そう言うと、走って私の元へ来た。
いや犬か？？？
…考えてみれば髪の毛もふわふわだし。
こいつ犬なのかもしれない……。
そんなことを考えながら歩いていたら、いつの間にか家の前だった。
「…近くで見ると更にでけーなあ…。」
私は玄関を開け、さっさと入るよう促す。
『ただいまー。』
「お邪魔しまーす…」
快斗くんをリビングへ案内する。
『何飲む？紅茶とかコーヒーしかないけど。』
「えっあ、コーヒーで。」
そう言い、快斗くんは室内を物色し始めた。
『適当に座ってていいから、私ちょっと着替えてくる。』
お湯が沸くには時間がかかる。
そう思い、私は2階へ行き、着替えることにした。
＿＿＿＿＿＿＿
KIDside
…いやでかすぎねえかこいつの家。
普段邪魔してる米花町のマンションも一人暮らしにしちゃあでかい気はしてたけど、やっぱこいつ金持…。
そんなことを考えながら室内を物色していると、Aが着替えてくると言い、2階へ行った。
…チャンスじゃね？
………いや、さっきAは過去を話すと言ってくれた。
勝手に物色されたら嫌だろう。
そう思い、俺は大人しくリビングで待つことにした。
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なっちー(プロフ) - あさん» 頑張って下さい！応援してます！ (2020年4月25日 16時) (
レス) id: 93f1e472f5 (このIDを非表示/違反報告)
あ(プロフ) - なっちーさん» ありがとうございます( ; ; )完結まで頑張ります！ (2020年4月25日 16時) (レス) id: c8889330e2 (このIDを非表示/違反報告)
なっちー(プロフ) - この話し面白いです！夢主ちゃんとコナンくんの会話が面白くて笑いがw 更新頑張ってください！ (2020年4月25日 13時) (レス) id: 93f1e472f5 (このIDを非表示/違反報告)
あ(プロフ) - ケイト・アーレントさん» ようやく出来ましたありがとうございます！！ (2020年4月23日 13時) (レス) id: c8889330e2 (このIDを非表示/違反報告)
あ(プロフ) - シーナさん» 返信遅くなりすみません！！ありがとうございます！ (2020年4月23日 13時) (レス) id: c8889330e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：6530 | 作成日時：2019年5月12日 20時
