距離感 ページ2
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向井「もう無理や〜！！」
岩本「康二あともう少しだから！！」
新曲のダンス練習。
いつも通り康二は苦戦中。
A「さっくん、ここ教えて。」
佐久間「どこ？ ここね、ＯＫ！！」
照は忙しそうなのでさっくんに声をかける。
さっくんはSnow Manの中で身長が一番近いから参考にしやすい。
もちろんダンスも上手。
さっくんのお手本通りに踊ると自分もどんどん踊れるようになる気がする。
A「さっきより上手になった気がする。」
佐久間「んな！Aは飲み込みが早いからほんとすごいねぇ。」
A「さっくんほどじゃないよ。」
佐久間「おぉ！Aがデレた！」
さっくんがダンスとは別のことで騒ぎ出したので少し距離を取る。
スーっと気配を消すように部屋の隅っこへ行き水分補給。
すると同じタイミングで舘様も水分を取りに来た。
A「…。」
宮舘「…。」
舘様とは黙っていても沈黙が苦じゃない。
二人ともただ座って踊っているメンバーを見る。
相変わらず康二が子供のように拗ねて照やめめを困らせている。
そんな様子を見て一緒のタイミングで二人小さく笑う。
A「今日も康二は大荒れですね。」
宮舘「明日には笑顔が見えるかな。」
少し話してまた小さく笑う。
ラウ「あ〜！二人でサボってる！！」
A「あ、ラウが来た。」
プンプンという効果音が付きそうなくらいのテンションでラウールがやってくる。
自分の水筒を取ると私と舘様の間に割り込み座った。
ラウ「俺もサボる！！」
宮舘「サボってた訳ではないよ。」
A「そうそう。」
ふーん！と言いながら少しいじけているラウの頭を撫でてあげる。
そうするといつもご機嫌になってくれる。
ラウは歳が離れているから姉弟というより甥っ子みたいな感覚だ。
だからついつい甘やかしてしまう。
ラウ「ねぇAちゃん、なんでさっきさっくんにダンス教わってたの？俺でいいじゃん！！」
A「じゃぁ次はラウに教わるね。」
ラウ「やったー！」
再び頭を撫でてあげればぎゅーっと抱き着いてくる。
ほんとこの生き物可愛い。
深澤「ちょっと待って！！ラウ何してんの！？」
阿部「あれ末っ子の特権だよね。」
目黒「俺も年下だから許されるかな。」
渡辺「めめは無理じゃね？下心あるでしょ。」
岩本「いや、多分ラウが一番下心あるからね。」
向井「もう嫌や！！A、俺も褒めて〜！！」
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作者名：迷子のフクロウ | 作成日時：2022年12月17日 20時
