【ヒロアカ】ラスボスだけど敵じゃないよ！【男主】２

ラスボス:49 ページ8

ーー


麗日「うぉぉぉ…何ごとだあ！！！？」


障子と昼食をとり、また午後の授業を終えた穂西は廊下のざわめきと麗日の声を聞き、帰りの準備をしていた手を止めそちらを向いた


そこには大勢の生徒達が1-Aを覗きにきていた


『(え！？なにあれ通れない！！困ったなぁ…)』


何か廊下近くで爆豪と、他のクラスの人が言い争い？をしているらしく更に通りにくい…
しかも、爆豪の言葉が良くないものだったらしく切島がいうにはヘイトまで集まっているようだ

だが…爆豪はハッキリと言った


爆豪「上に上がりゃ、関係ねぇ」


『(か、かっこいい…！！そ、そうだよね！頑張って結果を残せば口先だけじゃないって見直してもらえるかも知れない…！な、なら僕だって…頑張るし…ど、どど堂々と帰ってててて…)』


少し膝が震えるが、穂西も教室の外へと向かう

…途端に


「う、おお…！？」


「な、なんだあいつ…！！威圧感が半端じゃねぇぞ何もんだ…！！」


「こ、こぇぇ…さっきの奴といい、A組化けもん揃いかよ…」


『(違うよ！！？)』


騒がれた、さっきの爆豪以上に警戒された


『(久しぶりだなぁこの感覚！？雄英入ってからは少なくなってきたけれどまだやっぱり僕の顔が怖い事には変わらないもんなぁ…でも、大分皆と過ごして表情も柔らかくなってきたと思うし…ちゃんと違うよー的な事を言うなりすれば…そうだ！一緒に頑張ろう的な事を言おう！負ける気は無いけれどフェアに戦う的な意味で！！よ、よーし)』


クラスも違うし、敬語でいこう…そう思って口を開く
その時、穂西自身が言いたかった台詞がこちら↓
ーーー
『お互い全力で戦いましょう！！きっとぶつかり合えば分かると思います！！』
ーーー



現実は、こう↓

『(お互い)全力、でたた…(かいましょう！！)きっ(とぶ)つ(かり合えば分かると思いま)す…！！』←周り(耳郎や障子以外)には完全に『全力で叩き潰す…！！』に聞こえる



『(二度ある事は三度あるぅぅぅぅぅぅぅぅうううううう！！！？？)』


やはり、というべきか…クラスでは大分慣れたが未だに人との会話が苦手故の誤解を招く言い方をした


鉄哲「やる気だなぁ…！おい…！」


『(ホントごめんなさい切島君に似てる人ぉぉぉぉおおおおお！！！でも訂正！！！訂正をさせてくださぃぃいい！！！)』

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