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ラスボス:46 ページ5

ーー


耳郎に抱えられたまま、皆の前に連れてこられた穂西は現在、脳内で大パニックを起こしていた

いや、上鳴のようにショートしていたかもしれない


麗日「わぁ…!ヌイグルミみたいやなぁ!」


芦戸「このカッコだとあんまり怖くないねー」


葉隠「ねぇねぇ!撫でていーい?」


『(近い!!!近い!!!僕がいくら小さくなってそれ故にいつもの怖さが軽減されてるからって近寄りすぎだよ!!?あと葉隠さん僕の返事聞かずに撫でないで!!見えないとは言っても感触あるから気付いてるからね!!?ただえさえここに来るまでに耳郎さんにいじられまくって既に色々限界ですから本当に勘弁してくださぁぁぁああああ!!!)』


今の穂西の見た目は黒く揺らめいた身体や口、目などに変わりはないが小さい、という要素一つでここまで恐怖心を薄れさせるとは思ってなかった


『というより、耳郎さんもいい加減下ろしてよぉ!』


耳郎「いいじゃん、減るもんじゃないし」


『減ってる!!限りなく僕のプライド的なものとか、精神的なもののHPが!!』


麗日「えー…私もダッコしたいなぁ」


『やめて!?』


峰田「くそぉ…!真景部ぇ…!オイラと大きさ大体同じだってのに女子にモテやがってぇ!!」


遠くからその光景を峰田は下唇を噛んでいた


蛙吹「峰田ちゃんは下心があるからよ」


峰田「男は全員下心がある生き物なんだよぉぉぉおおおおおお!!!」


瀬呂「お前はオープンにそれを見せすぎだっての…」


皆が話していると、刑事の一人がこちらの人数を確認していた


塚内「16…17…18……両脚重傷の彼を除いて……ほぼ全員、無事か」


葉隠「そういえば、尾白君…今度は燃えてたんだってね…強かったんだね…」


尾白「しばらく、真景部の分身がいたけどね…消えた後はヒット&アウェイで凌いでいたよ…」


尾白「て、あ!そうだ真景部!言い忘れてたけどありがとうな!助かったよ!!」


『お、尾白君、無事だったんだね…よかった』


尾白「お前は無事…とは言えなそうだけどね」


『触れないで、下さい…』


未だ耳郎に抱えられたまま、顔を隠して穂西は答えた

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牙夢(プロフ) - 闇夜に生きる化物とメリオダスさん» コメントありがとうございます!!そう思って頂けると作者冥利に尽きますw (2017年9月17日 2時) (レス) id: d76a1d7e1c (このIDを非表示/違反報告)
闇夜に生きる化物とメリオダス - この子癒しだわw (2017年9月17日 1時) (レス) id: 866b9f0c0d (このIDを非表示/違反報告)
牙夢(プロフ) - 闇夜に生きる化物とメリオダスさん» コメントありがとうございます!!可愛い…ですよ…!!w (2017年9月16日 11時) (レス) id: d76a1d7e1c (このIDを非表示/違反報告)
闇夜に生きる化物とメリオダス - 可愛い...だと.....!? (2017年9月16日 11時) (レス) id: 866b9f0c0d (このIDを非表示/違反報告)
牙夢(プロフ) - テリチキと麻婆豆腐は素晴らしい。さん» わざわざご指摘ありがとうございます!!修正しておきます!これからも頑張ります (2017年9月14日 12時) (レス) id: d76a1d7e1c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:牙夢 | 作成日時:2017年9月9日 17時

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