ラスボス:58 ページ17
ーー
それから二週間はあっという間に過ぎていき、体育祭当日になった
控え室でただただ穂西は、緊張を解そうと深呼吸を繰り返している
耳郎「だ、大丈夫？」
『だだだだだだだいじょbbbb…』
耳郎「うわぁ…」
見兼ねた耳郎が話しかけたが、いつも以上に言葉に出来ていない…
障子「深呼吸をすると、逆に意識してしまうんじゃないか？もう少し楽にしてみろ」
『あ、ああありがとしょしょ障…子、君…！』
耳郎「おお…ちょっと言葉になってきた」
いつもより表情筋がマシ…否、最早意識する余裕すらない穂西に対し、なぜそこまで緊張するのかと近くの上鳴が聞いた…すると
『僕の個性前に説明したでしょ……』
耳郎に自身の個性などについて話した次の日、上鳴達にも穂西は自分の個性について話した
過去については、親や昔の人間関係などの部分はボカして要約した
『あの個性を使うには
耳郎「あー…なるほどね」
上鳴「そりゃキツいわ…」
『ホント…なんで高校生にもなって……！』
頭を抱える穂西の肩を蛙吹が叩いた
蛙吹「真景部ちゃん、とりあえず今は個性が云々を考えないで、自分の出来る事を精一杯すると考えた方が良いわ」
『！…そう、だね…！』
『(そうだ、とにかく今は…がむしゃらに頑張るしかないんだ！！)』
『ありがとう、蛙吹さ…』
蛙吹「梅雨ちゃんと呼んで、お友達にはそう呼んで欲しいの」
『お、お友達…！！』
もちろん、穂西にとって名前+ちゃん付けというものは恥ずかしい…
しかしそれ以上に穂西にとって［お友達］というワードは魅力的に感じた
『…つ』
上鳴「お？」
『梅雨…ちゃん？』
周りから、おお…と声が漏れる
穂西の見た目での女子へのちゃん付けは中々ギャップがある、が…
蛙吹「ケロケロ、ありがとう嬉しいわ」
『う、うん…！』
満足そうに笑う蛙吹に、思わず穂西も緊張が緩んだ
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牙夢(プロフ) - 闇夜に生きる化物とメリオダスさん» コメントありがとうございます！！そう思って頂けると作者冥利に尽きますw (2017年9月17日 2時) (
レス) id: d76a1d7e1c (このIDを非表示/違反報告)
闇夜に生きる化物とメリオダス - この子癒しだわw (2017年9月17日 1時) (レス) id: 866b9f0c0d (このIDを非表示/違反報告)
牙夢(プロフ) - 闇夜に生きる化物とメリオダスさん» コメントありがとうございます！！可愛い…ですよ…！！w (2017年9月16日 11時) (レス) id: d76a1d7e1c (このIDを非表示/違反報告)
闇夜に生きる化物とメリオダス - 可愛い...だと.....!? (2017年9月16日 11時) (レス) id: 866b9f0c0d (このIDを非表示/違反報告)
牙夢(プロフ) - テリチキと麻婆豆腐は素晴らしい。さん» わざわざご指摘ありがとうございます！！修正しておきます！これからも頑張ります (2017年9月14日 12時) (レス) id: d76a1d7e1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：牙夢 | 作成日時：2017年9月9日 17時
