ラスボス:41 ページ44
ーー
ポフンッ！
そんな音と共に周りが少し煙たくなり、思わず耳郎達は目を瞑った
八「ッ、一体なにが…」
耳「！真景部…大丈…」
『ケホッコホッ…ああ、やっぱりぃ…！』
耳「…ぶ……」
耳郎は固まった…否、八百万もである
上鳴はまだアホのままなので、こちらを見る事すらしないが…二人は見た
周りに落ちて散乱する穂西のコスチューム…
そして、自分達が知ってるクラスメイトの彼とは大きさが違いすぎる彼だった
『うー…キャパ超えすると毎回こうなるんだよね…』
『あ、耳郎さん達大丈夫？』
耳「ま、け…いべ？」
『あー…驚くよね、うん』
小さい、それこそ…個性が芽生えたての頃…4、5歳の子供のような大きさだった
『どうも、キャパを超えちゃうとこうなっちゃうんだよね…僕』
シュン…とした様子の穂西を、ただ唖然とした様子で二人は見る事しか出来なかった
しかし、塞がらない口を必死に動かし、耳郎は聞いた
耳郎「それ、ちゃんと戻るの？」
『多分、1、2時間で戻るよ、でも…その前に何かで身体隠さないと…大惨事が待ってる…』
遠い目をして応える穂西に、一体何があったのだろうと思ったが、大体は察してしまえたので聞かないでおく事にした
耳郎「とりあえず、皆のところ行こっか」
『そうだね、えっと僕の戦闘服…うんしょ、ととっ』
頑張って小さな身体で自分が先程まで身につけていた戦闘服を回収しようとするが…
なにぶん、元の大きさが大きさだ…
今現在110cm有るか無いかの穂西では到底持ちきれそうにもなかった
フラフラ、フラフラ…見ている側としては手を出したくて仕方なくなる…
二人は、目の前で繰り広げられる光景で、なんとなく〈はじめての○つかい〉を思い出した
八「…私が荷車と、あと軽く身体を隠せる物を創造りますよ？」
『！ありがとう、八百万さん…！』
八「…」
耳「ヤバいでしょ？コレ天然だから」
普段ではあり得ないだろう上目遣い、更には子供の姿故だろうか？いつもと違いキラキラした瞳で礼を言う穂西を見て固まる八百万に、耳郎はただただ共感した
その後、荷車も出来て、さあ行こうとする穂西…
しかし…
『あう！？』
八百万、耳郎「「…」」
それでも思ったより重かったのと、自分の今の背の丈では耳郎達とは歩幅が違うので無理やり合わせようとして10m進むか進まないかでコケた
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精神的障害者 - 主人公が擬人化するとかどうですか！？(興奮気味) (2018年12月31日 19時) (
レス) id: 0c71642d46 (このIDを非表示/違反報告)
牙夢(プロフ) - 闇夜に生きる化物とメリオダスさん» 闇夜に生きる化け物とメリオダスさんコメントありがとうございます！！そう思ってもらえて嬉しいです(´∀｀) (2017年9月7日 19時) (レス) id: d76a1d7e1c (このIDを非表示/違反報告)
闇夜に生きる化物とメリオダス - なにこの大型小動物、可愛すぎかよ畜生( ´^¬^`) (2017年9月7日 16時) (レス) id: 866b9f0c0d (このIDを非表示/違反報告)
牙夢(プロフ) - 貴方とコンビニハミリーマートさん» またもやコメントありがとうございます！！いえいえ(^^)。そう思っていただけたならよかったです！！ (2017年9月7日 7時) (レス) id: d76a1d7e1c (このIDを非表示/違反報告)
貴方とコンビニハミリーマート - ティッシュありがとうございます。w24話も最高です！ (2017年9月7日 2時) (レス) id: 3620a04f0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：牙夢 | 作成日時：2017年9月3日 2時
