ご加護のつく少女は見習いです。【ブラック本丸】 (ページ46)

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番外編 .其の壱の二です。ページ46

『兄弟全員美しいとか。崇めるわ。……あ。』

出ました。Aの抑えきれない刀剣たちへの魅力表現。

どうして学習しないんでしょうAちゃん。

宗三「…あなたって、本当に何なんですか？」

　言い方。言い方ってもんがあるでしょ。

江雪「…それは、褒め言葉として受け取っても良いのでしょうか…。」

　いいんですよ。お美しい。

小夜「僕も、兄様みたいに綺麗な刀ってこと？」

　そうだよ。かわいいよ。小夜くん。

『…すみません。つい口が。。今のは忘れてください。小夜く、、小夜左文字様。宗三さ、宗三左文字様、江雪…左文字、様。』

敬称がとれそうになる。いつもはさんやくんでよんでいるからなぁ。

小夜「あの、小夜でいい。最初からずっと呼びにくそうだったし。」

宗三「いちいち、直しながら呼ばれても反応に困ります。宗三で大丈夫ですよ。」

江雪「…和睦のために、敬称などはお外しください。仲良くなるための第一歩です。」

『ぅへぇ？よ、よろしいのですか。お言葉に甘えさせていただきますよ。』
驚き、驚いて、驚いた。↞

　江雪さんと小夜くんは呼べる可能性あったけど、まさかの宗三さんも呼んでもいいとは。

江雪「えぇ。何かあれば、呼んでください。出来れば、戦以外でお願いしたいですが。」

宗三「…まぁ、お小夜の写真と引き換えで許しましょう。」

宗三は小夜を見ながらふふと微笑んでいる。

小夜「…？僕も、手伝えるものは手伝うから。これからよろしく。」

突然微笑まれて不思議に感じている小夜。

手伝いをしてくれることを約束してくれた。

ということがあって、色々手伝ってもらえるようになりました。