ご加護のつく少女は見習いです。【ブラック本丸】 (ページ24)

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拾捌.心配です。ページ24

薬研「え。…アンタ今、俺っちのこと」

『や、薬研くんって言っちゃいましたね。と、特に深い意味は無いですよ？あはは。かわいいなって思っただけですから。…もし、嫌でしたら薬研藤四郎様と呼びますが。』

　心のなかでは、ずっと薬研くんって呼ぶけどね！

薬研「…いや、薬研でいい。アンタもそっちの方が呼びやすいだろ？」
ニッという効果音が付きそうな笑顔の薬研。

A、ノックアウトー。

包丁「…お、俺のことも手入れしてくれる、？」
期待と不安が入り交じったような眼差しの包丁。

　 …手にクッキー持っててかわいい。

『当たり前です。みんな直すと約束したでしょう？』
薬研くんに負けじと笑顔で話す。

包丁からも刀をもらい、薬研と同じ手順で手入れを進めていく。

……

『はい、きれいになりました。』

そう言って刀を返す。

包丁「あ、ありがとう！」

　 …尊い。

二振りを手入れし終わった後、急に目の前が真っ暗になった。

倒れそうな所で持ちこたえたが、霊力の使いすぎで立つのが精一杯の状況にある。

それに気づいた周りの刀達。

薬研「あー。資源も使わずに二振りを直したからだな。今日は早めに寝て回復させた方がいい。」

『で、でも兄弟を。』

歌仙「…そんな、生まれたての小鹿のような状態で手入れ出来るとでも？」

　 …ごもっともです。

蛍丸「倒れられたら、こっちだって心配するんだからやめてよね。」

　 …かわいいです。

愛染「自分の体、大事にしろよな！」

　 …大好きです。

包丁「え、えっと、お菓子食べる？」

　 …もう、愛してる。

そんなこんなで濃い一日を過ごしました。

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千代金丸でました、！

出た瞬間、驚きすぎてベッドから落ちました。

嬉しいと怪我しやすいので注意です。。