【鬼滅】鬼狩少女は今世こそ人生を謳歌したい【MHA】 (ページ15)

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１４：５０ｍ走ページ15

「善逸！頑張れ！ファイト！おー！」

「Aちゃん可愛いよぉお！でも怖いんだよおおお！」

「…善逸、多分この結果ってキメツ学園にいくと思うんだ。つまり中途半端な結果取ったら…」

「はい！我妻善逸いきます！！」

炭治郎は凄い…。
…善逸を頑張らせる為の口実かもしれないけど、割と本気でこの結果って先生達に知られそうだな。中途半端な結果を出したら殺されそう…。

他の生徒達が善逸に注目してる。さっきあれだけ騒いだししょうがないけど。
…でも好都合だ。彼の凄さを思い知って欲しい。…自分で思っておいてなんだけど一体何様だ私は。

「んじゃ、位置について」

「…………」

「よーい」

「……_____」

「スタート」

善逸は文字通り雷のような速さで一瞬でゴールまで走り抜いた。
私が生きてた頃よりずっと上達してる…。…いや、まぁ当たり前だけど…。

「…我妻善逸、１秒０４」

「凄い！！凄いよ善逸！！」

「流石だなぁ！」

「お前やっぱずっと寝てたほうがいいぞ」

やっぱり善逸は凄い。
他の生徒達も凄くびっくりしてる。ふふん、思い知ったか。

「な、なんだ今の！？」

「雷みたいなの見えたぞ！？俺と同系統の“個性”か！？」

あの子って雷の“個性”なのか…。
金髪だし、あの子も雷に打たれたのかなぁ。

「はぁ…はぁ…っ！」

「麗日お茶子、７秒１５」

麗日という子のタイムを見てやっと私は女子高生の平均タイムを実感した。
いや、平均がこれかはわかんないけど全員５秒以下だったら私びっくりして死んじゃうよ。

やっとそれぞれタイムを計り終えた。
ちなみに私は３秒４２だった。…やっぱり私だけ劣ってるよなぁ。悔しい…一応今世でも煉獄さんに指導してもらったのに…。

「大丈夫だA！落ち込まなくてもこれからもっと練習すればいい！」

「炭治郎ぉお……好き…」

「俺もだぞ～！いい子だ！」

「いや待って、何サラッと好きとか言ってやがるんですかね？？？俺も好きだからね！？」

「私も善逸好き～！伊之助も好き！」

「テメェ！急にほわほわさせんじゃねえ！！」