轟くん、その７７ ページ38
次の日はのんびりと過ごして、そして今日は学校。
うーん何か私、教室行くとイレギュラーじゃない？
私だけ、出てないし。
そんなことをお茶を飲みながら考えていると、家のチャイムが鳴った。
多分轟くんだ。
二日ぶりだったから少し驚いて、また舌を火傷しそうになったけど、なんとか防ぐ。
いや、体育祭の日は行ってないから実質三日ぶりかな。
お母さんに湯呑みを渡して、「いってきます」と外を出た。
「おはよ、轟くん」
「ああ、おはよう」
少し緊張したりしなかったり、なんだこれ。
なんとか平然を装って歩いていた。
「……轟くん、いつも早いねー」
沈黙がいつも以上に辛く感じて、頭の中で言葉を探した結果、これ。
おいおい私がノロマなだけみたいじゃないか私の馬鹿野郎！
「まあな」
「大変じゃない？毎日私の家来るの」
「苦ではねえよ。でもそうだな、たまには少しゆっくりしてえな」
これには少しショックだった。いや、本当に少しね？
「そっか……じゃあ暫く別で学校行く？」
そう言った私の顔を、不思議そうに見て「は？」と言う轟くん。
いや、私何か間違いました？
「Aが家に来てくれるんじゃないのか？」
「へ？」
え、え、そういうこと？「ゆっくりしたい」イコール「家に迎えに来い」？
思考回路も不思議なのかこのイケメ……轟くん。
何故か今回はイケメンということにつっかえた。
いつもならスラッと言えるのにいいいいいい。
何だこの違和感。
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長月始(プロフ) - わかりました (2017年9月2日 15時) (
レス) id: 14d941bd84 (このIDを非表示/違反報告)
ぱしゃん - 長月始さん» それでも出来ないようなら、お手数ですが、一番下の作者名のところから入ってください。すみません。 (2017年9月2日 15時) (レス) id: 4636ddc446 (このIDを非表示/違反報告)
ぱしゃん - 長月始さん» 時間を置いてからじゃないとダメみたいですね…。ぜひ時間を置いてから、3もよろしくお願いします！ (2017年9月2日 15時) (レス) id: 4636ddc446 (このIDを非表示/違反報告)
長月始(プロフ) - この小説の続きを見るを押したんですけど、続きにいかずに2に戻ってしまいました。 (2017年9月1日 21時) (レス) id: 14d941bd84 (このIDを非表示/違反報告)
ぱしゃん - 詢麻さん» ぎゃああああホントですかありがとうございますうううう禿げて倒れます(?)ありがとうございます。 (2017年8月30日 20時) (レス) id: 4636ddc446 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱしゃん | 作成日時：2017年8月11日 11時
