轟くん、その７０ ページ31
ソワソワとしていると、携帯がブブッと震えた。メールが来たらしい。
携帯を開くと、響香ちゃんからのメールだった。
『今日、Aん家行っていい？』
遊ぶ約束はしてなかったと思うので、遠慮せずに今の状況を書いて送信した。
『ごめん。今、轟くんの家に来てるから、私ん家誰もいないんだ。また今度遊ぼう！』
するとすぐに既読が付き、返信も来た。
『轟ん家にいるの！？え、何、二人っきり！？』
『え、うん』
『……んふふ、そっかそっか。そっか。じゃ、また今度ね！』
『【ニヤニヤとした顔のスタンプ】』
なんだ響香ちゃん、そのスタンプは。怪しい顔してるぞお巡りさんこのスタンプです。
きっとまた何か勘違いしてるんだろうけど、弁解するのもアレだしほっとこ。
めんどくさいし。
勉強に差し支えると悪いので、携帯の電源をオフにすると、轟くんがお盆を持って入って来た。
「麦茶でよかったか？」
「あぁうん、ありがとう」
コップを受け取り、一口飲んだ。冷たくておいしい。私の家のと味が同じなのはなんか嬉しいかも。
轟くんが座ったの見て、テーブルの上にコップを置き、英語の教科書とノートを広げる。
「轟先生、どうぞよろしくお願いします」
「ああ」
座ったまま頭を深々と下げると、轟くんは「どこ分かんねえんだ？」と早速教師モードになった。
うーん、轟くんの頭脳に私がついていけるか心配だ……。
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長月始(プロフ) - わかりました (2017年9月2日 15時) (
レス) id: 14d941bd84 (このIDを非表示/違反報告)
ぱしゃん - 長月始さん» それでも出来ないようなら、お手数ですが、一番下の作者名のところから入ってください。すみません。 (2017年9月2日 15時) (レス) id: 4636ddc446 (このIDを非表示/違反報告)
ぱしゃん - 長月始さん» 時間を置いてからじゃないとダメみたいですね…。ぜひ時間を置いてから、3もよろしくお願いします！ (2017年9月2日 15時) (レス) id: 4636ddc446 (このIDを非表示/違反報告)
長月始(プロフ) - この小説の続きを見るを押したんですけど、続きにいかずに2に戻ってしまいました。 (2017年9月1日 21時) (レス) id: 14d941bd84 (このIDを非表示/違反報告)
ぱしゃん - 詢麻さん» ぎゃああああホントですかありがとうございますうううう禿げて倒れます(?)ありがとうございます。 (2017年8月30日 20時) (レス) id: 4636ddc446 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱしゃん | 作成日時：2017年8月11日 11時
