８７ ページ37
.
上「 あーっ！やっと帰ってきた！この誘拐犯めっ！ 」
瀬「 だから誘拐じゃねぇって！LINE何件も送ってくるなよな 」
上「 なら俺に断ってから、Aちゃん誘え！ 」
瀬「 なんでお前に断らなきゃなんないの、てか絶対許さないだろ 」
上「 そりゃそ〜だろ！？ぜーってぇ！許さねぇ！！ 」
瀬「 じゃあ言わねーし、断んねーよ 」
上「 きぃ〜！瀬呂の反抗期！！ 」
寮に戻ると広間にみんなが揃っていた。
でも、そこに爆豪くんの姿は見当たらなくて、
緑谷くん達と一緒にいた鋭児郎くんに駆け寄った。
『 鋭児郎くん、爆豪くんて部屋にいるの？ 』
切「 あ〜たぶんそうだと思うけど、、そういや、ＨＲ終わってすぐ寮に戻ったきり見てねぇな 」
『 そうなんだ、、、 』
切「 爆豪がどうかしたのか？ 」
『 う〜ん、電話きたけどすぐ切れちゃって 』
切「 仮免補講で疲れてっから寝ぼけてかけ間違えたとか？ 」
『 だといいんだけど、、、 』
切「 そういやインターン組、夜補習あるらしいぜ！ 」
『 補習、、忘れてた！まだ時間あるよね？ 』
切「 まだ３０分くらいあっけど、、、 」
『 そっか、教えてくれてありがと！またあとでね！ 』
切「 あ、、、おう！ 」
やっぱりなにかあったのかもしれない。
嫌な予感がして爆豪くんの部屋まで走った。
--------------------------------------------------------
トントンッ__
『 爆豪くん！いる？ 』
本当に寝てるだけならいいんだけど、、、
何かあっても爆豪くんそういうの誰にも言わなそうだし、
我慢してそうで心配だった。
ドンドンドンッ__
『 ねぇ、大丈夫？バカでもアホでもいいから何か返事して、、、、、っ！爆豪くん、、！ 』
爆「 っせェな 」
いきなりドアを開けられたと思ったら
気怠そうにこちらを見る彼が立っていた。
『 電話、、どうしたの？なにかあった？ 』
爆「 なんも、、ねェよ、、 ッ 」
『 わっ！ちょっと！！ 』
その瞬間、グラっと揺れた爆豪くんを支えようと
咄嗟に手を広げ、力のない彼を正面から抱きとめた。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 306人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
pi(プロフ) - あかりさん» あかりさんコメントありがとうございます！更新楽しみにしていただけてるなんて嬉しすぎます（ ; ; ）変わらず楽しんでいただけるように頑張ります！ (2023年2月14日 20時) (
レス) id: 5ffb248159 (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - 可愛くて更新ずっと待ってしまいます！！次の更新も楽しみにしてます！ (2023年2月14日 16時) (レス) @page19 id: 54862b6f0b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：pi | 作成日時：2023年1月27日 0時
