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休日はあっという間に過ぎ、
次の日の実習は必殺技を決める授業だった。
仮免試験に向けていよいよ本格的に
気合いを入れ直さなきゃいけない大事な時期。
かと言って考えていなかった私は、
技を考えるのもそれに名前をつけるのも一苦労だった。
『 爆豪くんとかもう何個目なんだろ〜 』
ふと爆豪くんのいる方を向いた瞬間、
ぐらっとふらついてその場に座り込んだ。
ずっと飛びっぱなしだったから水分不足かなにかだろう。
『 とりあえず水、、、 』
影に隠れて水を飲んでいたけど
そのうちだんだん視界もぼやけてきて、
なんとなくまずい気がした。
『 保健室、、いこ 』
立とうとしてすぐに腹痛に襲われ
ぐらっと視界が揺れて目を瞑った時、
瀬「 っと、あぶね 」
倒れるかと思った瞬間、範太くんに支えられて
「 大丈夫か？ 」と心配そうに顔を覗かれた。
『 うん、ちょっとふらっとしただけ 』
それでも立っていられなかったので
範太くんに寄りかかっていたら、
彼は何かに気付きハッとした表情で話した。
瀬「 Aちゃん怪我とかしてないよな？ 」
『 、、してないよ？ 』
瀬「 もしかして腹痛い？ 」
『 、、、どうしてわかったの？ 』
瀬「 ごめん 、、わりぃけど、ちょっと我慢してて 」
訳もわからず軽々と持ち上げられて、
気づいたら範太くんの腕の中に収まっていた。
必殺技に集中しているみんなは、
体育館の横を走り抜ける私達に気づいていなかった。
『 だ、大丈夫だよ、私歩けるよ？ 』
瀬「 だめ、こういう時は甘えんの 」
お姫様抱っこされている分、
目があって距離が近いことを余計に感じて
すぐに範太くんから目を晒した。
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pi(プロフ) - あかりさん» あかりさんコメントありがとうございます！更新楽しみにしていただけてるなんて嬉しすぎます（ ; ; ）変わらず楽しんでいただけるように頑張ります！ (2023年2月14日 20時) (
レス) id: 5ffb248159 (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - 可愛くて更新ずっと待ってしまいます！！次の更新も楽しみにしてます！ (2023年2月14日 16時) (レス) @page19 id: 54862b6f0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：pi | 作成日時：2023年1月27日 0時
