*7話 今* ページ9
仕事が終わり、エプロンを外すと、外で待っている炭治郎の元へ向かう。
空では太陽がキラキラと輝いており、眩しさを感じる。
「待たせたね、ごめんね」
「いや、大丈夫だ。お疲れ様」
「ありがとう」
長椅子に腰掛けている炭治郎の横に、私は座った。
禰豆子が入っている箱は私とは反対側に置かれており、カリカリという音が中から聞こえる。
「本当に久しぶりだね。まさか、こんなところで会うとは思わなかったよ」
「そうだなあ。12年振りに会ったな」
「…」
久しぶりすぎて何を話したらいいか分からない。
大きくなったね、とか、かっこよくなったね、とか。
そんな他愛ない話をしようと思っても、どうしても炭治郎の"今"が気になってしまう。
「…A」
「なに?」
「…その…Aは今、鬼と一緒に暮らしてるのか…?」
「…うん」
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愛しています - 更新頑張ってください\\\٩(๑`^´๑)۶//// (2021年10月27日 21時) (レス) @page15 id: 4c75cf9549 (このIDを非表示/違反報告)
あみ - 更新大変でしょうががんばってください (2020年4月22日 16時) (レス) id: 3f59961631 (このIDを非表示/違反報告)
みはる - なんか、、、すごく面白いです!(語彙力がなくてすみません、、、) 続き楽しみにしています! (2020年4月17日 8時) (レス) id: bdd41f57a7 (このIDを非表示/違反報告)
神崎 - めちゃくちゃ面白いくて言葉になりませんでした (2020年4月10日 22時) (レス) id: bf878b2d72 (このIDを非表示/違反報告)
神崎 - この話とても面白いです!これからも投稿お願いします! (2020年4月8日 20時) (レス) id: bf878b2d72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ami☆ | 作成日時:2020年1月23日 17時