*6話* ページ7
そうは言ったものの、同衾は2回目から。今するのは良くないような気がしてならない。
「また次の日になる、かな…」
「そうですね。それじゃあ、寝ましょうか」
胸が高鳴る。慕っていると面と向かって言われたのは初めてだ。
炭治郎が行燈の光を消し、布団に戻ってきた。
「手…握っても良いですか?」
「う、うん…」
彼の手は温かくて、心地よくて…気づけば眠っていた。
*
*
*
「起キテェ!起キナサイィ!」
額に痛みを感じ、目を開けると、目の前にいたのは私の鎹烏のかーくんだった。
「えっ、えっ?」
「ヤット起キタァ!サボリハ柱トシテ失格ダゾ!」
サボり…
立ち上がって周りを見てみる。どうやら私は自身の屋敷の玄関先で寝ていたみたいだ。
頬や服についた砂を落とす。
「ふぅう、なんだかよくわかんないけど、とりあえず今から巡回しますか」
基本活動は夜になるけれども、昼間でも屋敷の中にいる鬼は斬ることが出来る。
パンっと頬を叩いて、私は担当区域の巡回へと向かった。
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詩 - 面白いですね!続き楽しみにしてます! (2020年1月21日 13時) (レス) id: 059c2de8f9 (このIDを非表示/違反報告)
ami☆(プロフ) - 陽雨さん» 返信遅くなってしまい、すみません(--;) ありがとうございます、そう言っていただけて嬉しいです!これからもよろしくお願いします! (2019年12月31日 21時) (レス) id: 8fb5979ada (このIDを非表示/違反報告)
陽雨 - 面白いです。まぐわいをしなければって良いですね!更新頑張ってください!応援しております (2019年12月10日 12時) (レス) id: 60ccd0f591 (このIDを非表示/違反報告)
ami☆(プロフ) - 黒蜜さん» はい、もちろんです!出すのは少し後にはなりますが、必ず出します! (2019年12月8日 19時) (レス) id: 8fb5979ada (このIDを非表示/違反報告)
黒蜜 - 伊黒さんをリクエストって出来ますか? (2019年12月8日 19時) (レス) id: 70d9f117f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ami☆ | 作成日時:2019年12月8日 19時