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*13話* ページ14

「だってAちゃん、全然隠す気ないんだもん」




ケイト先輩はスマホの画面を私に見せる。




そこに写っていたのは、ミドルスクール時代の私の写真。




今よりもずっと髪が長くて、女子用のブレザーを着た写真。




それはもしかしなくても…




「パスワード忘れてログインできなくなったマジカメのアカウント…!」




「せーかい。Aちゃん本名でやってたんだもん。そりゃバレるよね〜」




ニコニコと笑うケイト先輩。リドルくんがスマホを覗き込む。




「確かに…これはA…だね?少し幼いが…」




「どうかこのことはご内密に…」




みんなに頭を下げる。




「…そうは言ってもここは男子校。見逃すことはできない。学園長は知っているのかい?」




「…知ってる」




「それは本当だろうね?」




うっ、さっき嘘ついたから訝しがってる。




「うん。信じてほしい…」




じっとリドルくんの目を見る。彼はついっと目を逸らした。




何故か顔を赤くして。




軽く咳払いすると、彼は「分かった」と小さな声で言った。




「リドルくん。Aちゃんのことナイショにしてあげるよね?男ばっかだと気が滅入るし」




「そう…だね。ボクは何も聞かなかったことにするよ」




「本当っ!?」




あ、あのリドルくんが…ルールに厳しいリドルくんが…み、見逃してくれるなんて…!




嬉しくなって、彼の手をとる。




「ありがとう、リドルくん!」




にっこり笑うと、リドルくんは顔を真っ赤にして動かなくなった。




「あれ…リドルくん?」




「A、そこまでにしてやってくれ。リドルには刺激が強い」

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kouboukun(プロフ) - 反対者がいれば、捻り潰そう。これ見たとき思った事(おお〜強ぇぇぇぇぇ) (2020年7月19日 17時) (レス) id: 6b5d77f9d6 (このIDを非表示/違反報告)
ami☆(プロフ) - 愛さん» 丁寧に感想を書いてくださり、ありがとうございます…! めちゃくちゃ嬉しいです!実は結構不安で…こんな感じで良いのかな?と思うことも多いので、愛さんのコメントに勇気をもらいました…!読んでくださりありがとうございます、これからもよろしくお願いします! (2020年7月16日 21時) (レス) id: 8fb5979ada (このIDを非表示/違反報告)
- コメント長々すいませんでした! このままじゃキュン死にしそうだったので!! 私、完結まで生きてられるかなぁ(笑) 本当、素敵な作品をありがとうです! 更新、楽しみにしています! 後、ami☆さんの他作品も読んでみますね! (2020年7月16日 6時) (携帯から) (レス) id: 503913e7d3 (このIDを非表示/違反報告)
- アズールのウブさや(笑)ジェイドの場面めっちゃ夢主とリンクしてめちゃめちゃトキメキました! マレウスの連絡来てたの切なくるし、リドルの気持ちを出せれない所とか!? ヤバイです! もう、キュン死にです!! (2020年7月16日 6時) (携帯から) (レス) id: 503913e7d3 (このIDを非表示/違反報告)
- ami☆さ〜ん!!更新されるたびキュンキュン度がヤバくて心臓いくつあっても足りないです!! 夢主になりたい!(笑) ami☆さんの小説はキャラがキャラらしいというか、キャラの心情などの描写がすごく上手で凄いです!引き込まれます! (2020年7月16日 6時) (携帯から) (レス) id: 503913e7d3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ami☆ | 作成日時:2020年7月8日 16時

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