36.ウェディングケーキ ページ37
白石さんのアナウンスで私達の傍に大きなウェディングケーキが来た。
｢今、お二人の目の前にはウエディングケーキが運ばれてきたぜぇ！皆はケーキの前まで来て幸せな二人の姿を写真撮ってくれぇ！」
するとカメラを持った勇作様や明日子ちゃん。
スマホを持ってる宇佐美さん達がやって来た。
私達も大きなケーキナイフの持ち手を2人で持った。
「それではみなさん写真の準備はいいかい？新郎新婦のお二人も準備はOK？それでは皆〜ご注目〜！
ウエディングケーキ……ご入刀！｣
私達はゆっくりナイフを下に降ろしケーキ入刀した。
｢ケーキにナイフが入ったぜぇ〜続きてファーストバイトなんだけど……アレ？お手本バイト？さっきと台本違うぞ？｣
司会の白石さんが流れが違うと混乱してる。
お手本バイトといえば、両親がやるパターンが多いのだが誰がやるの？
｢フフっ……その台本は俺が変えました！何故って？それは兄様としたかったからです！｣
いきなり私たちのもとにやって来た勇作様。
やっぱりやる人はこの人しかいないよね。
｢兄様！あーんって俺の口にケーキを…!｣
｢嫌です｣
｢まぁいいんじゃない？面白そうだし☆｣
あっさりOK出してる
私もちょっと見てみたいかも。
私は百之助さんにスプーンを渡すと、百之助さんは渋々とケーキを掬った。
｢そんじゃいくぜぇ〜…せーの、あーん｣
｢……｣
｢……ん、最高です兄様！｣
｢それじゃ、今度は勇作ちゃんが尾形ちゃんに…｣
｢この時を待ってました！俺はこの為に特製のスプーンを持ってきました！｣
勇作様は後ろに隠してた特大なスプーンを取り出し、ケーキを掬った。
｢はい兄様、あーん……｣
｢結構です｣
｢そんなこと言うなよ尾形ちゃん｣
｢そうですよ。勇作様待ってますよ｣
私と白石さんは百之助さんが逃げないように両サイドでガードし逃げないようにした。
｢兄様ぁ……｣
｢……ｸﾞﾌｯ｣
大きなスプーンのせいで百之助さんの口の周りが生クリームがたくさんついていた。
｢尾形の顔ウケる！SNSに投稿しよ♪｣
｢やめろ｣
｢そんじゃ、今度こそ新郎新婦によるファーストバイトを始めるぜぇ！｣
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みっちょん(プロフ) - 初めまして！尾形さんの家政婦さん拝見させていただきました！めちゃくちゃ面白くて、結婚式の夢主が尾形さんへの手紙を読み上げる所は感動して心の汗がとまりませんでした！素敵な作品ありがとこざいます！！ (2022年9月15日 17時) (
レス) @page41 id: 1408e3bd7a (このIDを非表示/違反報告)
コロッケ(プロフ) - らるさん» ありがとうございますぅぅぅ!!甘々なストーリーになってしまいましたが楽しんで頂けて嬉しいです！ (2019年9月17日 20時) (レス) id: 544c4a412b (このIDを非表示/違反報告)
らる(プロフ) - 完結おめでとうございますぅぅぅ!!!!とっても面白くて毎回毎回尾形さんにキュンキュンしてました……！ (2019年9月15日 23時) (レス) id: f40689aef1 (このIDを非表示/違反報告)
コロッケ(プロフ) - らるさん» ありがとうございます！らる様も新作楽しみにしてます！ (2019年8月1日 22時) (レス) id: 544c4a412b (このIDを非表示/違反報告)
らる(プロフ) - 待ってました!!このシリーズ大好きなので、続編が出て嬉しいです!!更新頑張って下さい!!体調にもお気をつけて!! (2019年8月1日 14時) (レス) id: f40689aef1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コロッケ | 作成日時：2019年8月1日 13時
