46.飛行船 ページ48
杉元さんと白石さんに合流した私。
だが、杉元さんの作戦が失敗し現在追われている。
｢いててて…｣
｢こっちだ！キロランケ達が馬を待機させてる｣
｢杉元おまえ大丈夫かよ｣
｢そうですよ！銃弾2発もやられてます！｣
｢大丈夫だ、とりあえず走れ！｣
｢A！｣
｢尾形さん！｣
｢こっちはダメだッ南へ逃げろ！あっちだッ
さっきの銃声で蜂どもがあちこちの巣から飛び出してきた｣
｢杉元が撃たれちまった｣
｢不死身なんだろ？死ぬ気で走れッ｣
｢無理ですよ！こんな傷だと走り続けられません！｣
｢俺の…足が止まったら…白石ッお前がアシㇼパさんを網走監獄まで……｣
｢………｣
しばらく走り続けると数人の兵士と大きな飛行船があった。
｢何だありゃあ！！｣
｢気球隊の試作機だ！！｣
｢…あれだッあれを奪うぞッ｣
私達は飛行船を利用し逃げる為、兵士たちの元へ向かった。
｢銃をよこせッ｣
｢全員下がれッもっと離れろ！｣
｢早く動かせって言ってんだろッ｣
｢いまやってる｣
｢動かしたらさっさと降りろッ｣
｢A、お前も銃を持ってろ｣
尾形さんは兵士から奪った銃を渡してくれた。
｢エンジンがかかった！乗れッ｣
皆は自力で気球隊の飛行船に乗り、私は尾形さんが伸ばしてくれた手を掴み乗り込んだ。
｢下がれ！撃つぞッ｣
｢どうせ撃てっこねぇ、ハッタリだ！撃てば飛行船に当たらんでも水素に引火しかねんッ｣
｢逃がすな！捕まえろ！｣
兵士達は数人で肩車して、私達を捕まえようとする。
｢離せテメェら コラッ｣
杉元さんと尾形さんは兵士達の相手しているうちに、彼が追いかけてきた。
ガシッ
｢！！｣
｢鯉登少尉……！！｣
｢銃剣よこせ、俺がやる｣
｢で、でも……！｣
｢自顕流を使うぞ。2発撃たれた状態で勝てる相手じゃない｣
｢…！！尾形百之助、貴様………｣
｢ようも鶴見中尉殿を裏切ったな！前からきさんが好かんった！あてん事ボンボンじゃと舐めねまって、陰口をゆちょった事は知っちょっ！
そいにないごてAはあいつを選んだんじゃ！尾形よりおいとおった日が長かったどん理解ができん！｣
｢相変わらず何を言ってるかサッパリ分からんですな鯉登少尉殿。興奮すると早口の薩摩弁になりモスから｣
｢キエェェェエェエエェェ！！！｣
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あいあい - え？甥じゃなくて姪なんですか？金カムのファンなら基本設定は守りましょうよ、現代ならまだしも戦時中の日本の陸軍に女なんて入れませんよ、てか女に軍入る資格なんてなかったですし軍の中に女性がいるのはせいぜい慰安婦的な役割ですよ。夢小説とはいえ勉強不足では？ (2020年4月15日 8時) (
レス) id: 863a870784 (このIDを非表示/違反報告)
コロッケ(プロフ) - ハクさん» コメントありがとうございます！続編もよろしくお願いします。 (2019年6月6日 22時) (レス) id: 544c4a412b (このIDを非表示/違反報告)
ハク(プロフ) - 続編決定おめでとうございます。これからも更新楽しみにしています！ (2019年6月6日 20時) (レス) id: e68df6da4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コロッケ | 作成日時：2019年5月12日 19時
