32.ヤマギシ狩り ページ34
まだ陽が昇ってない頃、私はムキになった尾形さんと共にヤマギシ狩りへやってきた。
暗くて何も見えないのに獲れるのか？
「尾形さん。ヤマギシなんていないじゃないですか。罠も仕掛けてるんですから戻りましょうよ。」
「うるせぇ、獲るまで戻んねぇ」
あぁ…こりゃダメだ。もう止めることができない。
しばらく歩いていると木の陰に数羽のヤマギシがいた。
「…いました！」
「よしっ…」
バァァァァン！
｢どんなもんだい｣
｢さすがです、尾形先生｣
ヤマギシ狩りに行った私達は無事ヤマギシを見つけることができ、尾形さんは3羽、何故か私も2羽撃ち落とす事ができた。
「戻りましたー」
私は杉元さん達に5羽のヤマギシを見せた。
「居なくなったと思ったら…散弾じゃないのによく撃ち落としてこれたもんだ」
「フン！」
「腹立つなコイツ」
「アシㇼパさんに無理だって言われたからムキになっちゃってさ…」
杉元さん…それ私も思いました。
「杉元は銃が下手だから妬ましいな」
「別に！」
「チンポ先生、ヤマシギの脳ミソです」
「食っていいものかい？ソレ…」
「杉元ぉ？ヒンナだよな？」
「ヒンナヒンナ！！」
「Aの分もあるぞ」
「えっ！？」
見た目は白子の様だけど、脳ミソっていうワードがあって抵抗しちゃう。
でもアシㇼパちゃんが折角用意してくれたんだ。
私は高をくくって、脳ミソを口にした。
「……美味しい！」
「だろ？ヒンナだろ？」
「ヒンナ？」
「食事を感謝する言葉だ」
「うん！ヒンナヒンナ！」
「うんうん。これが尾形の分な」
「いや、俺はいらん」
「えっ！？」
私は何度もせがんだが、結局尾形さんは脳ミソを食べる事はなかった。
「あとは内臓ごとチタタプにする」
「出〜た〜っ！チタタプ！！」
「チタタプ？」
「チタタプって言いながら叩いてくださいチンポ先生。」
「チタタプ…チタタプ…」
「次はA！チタタプは皆で叩くんだ。」
「えーと…チタタプ…チタタプ…これ楽しいですね！」
「次は尾形だ。」
「……」
「アシㇼパさん！尾形がチタタプって言ってません！」
「尾形ぁ〜？」
「尾形さんチタタプって言わないと！」
「……」
「さぁ食べよう！ヤマギシのチタタプを煮込んだオハウだ」
「いただきます！」
「ん〜美味しい！ヒンナヒンナ！尾形さんもそう思いませんか？」
「……」
うわぁ…杉元さんがいるから機嫌が悪い。
これから大丈夫なのかな…
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あいあい - え？甥じゃなくて姪なんですか？金カムのファンなら基本設定は守りましょうよ、現代ならまだしも戦時中の日本の陸軍に女なんて入れませんよ、てか女に軍入る資格なんてなかったですし軍の中に女性がいるのはせいぜい慰安婦的な役割ですよ。夢小説とはいえ勉強不足では？ (2020年4月15日 8時) (
レス) id: 863a870784 (このIDを非表示/違反報告)
コロッケ(プロフ) - ハクさん» コメントありがとうございます！続編もよろしくお願いします。 (2019年6月6日 22時) (レス) id: 544c4a412b (このIDを非表示/違反報告)
ハク(プロフ) - 続編決定おめでとうございます。これからも更新楽しみにしています！ (2019年6月6日 20時) (レス) id: e68df6da4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コロッケ | 作成日時：2019年5月12日 19時
