26.爆発 ページ28
──尾形side──
｢ゲホッゲホッ！！｣
くそッ…Aの姿もねぇし、出口もわからん…
視界も悪く、頭もクラクラする……こりゃ不味い。
早くしねぇとお互いあの世行きだ。
Aを探してる中、剥製屋の男を見つけた。
足が潰れて息もしてない。だが月島軍曹の姿が見えない。すぐに見つけたいが後回しだ。
｢A！｣
俺は少し離れた線路の上で倒れてるAを見つけた。気を失ってる。早く出口を探さねぇと…
｢オイッこっちに通気口がある！ついて来い！｣
俺達は炭鉱夫の誘導で外に出られた。
｢オイッ！A！｣
くそッ、意識が戻らねぇ。俺は急いで炭鉱夫から水を貰い、口移しで水を送った。
｢……ん、尾形……さん？｣
｢A！大丈夫か！？｣
｢はい……杉元さん達は！？｣
｢分からねぇ。とりあえず牛山を探そう。｣
─貴方side─
私達がいた出口と少し離れた場所に牛山さん、杉元さんが 、白石さん、そしてアイヌの女の子がいた。どうやら無事みたいだ。
｢なんであんたがこんなところに｣
｢連れと夕張に来ていたがふらっと居なくなってな。探していたら、お前らがトロッコに乗ってるのを見つけたんだ。お、噂をすりゃ…｣
｢しょうがねぇ、そいつら連れてついてこい｣
｢お前はたしか鶴見中尉のとこの…ってAちゃん！？なんで牛山と？｣
｢あはは……お久しぶりです。｣
｢何でコイツらと一緒に……｣
｢まぁ、話せば長くなるんで…とりあえずついて来てください。｣
──剥製屋──
私は杉元さん達を人間の剥製が置かれた部屋へ案内した。
｢偽物は…おそらくこの６体の剥製を利用して作られた。剥製屋の坊やが死んでいるのは確認した。月島軍曹は屈強な兵士だ…坑道から月島軍曹の死体が出なければ、６枚の偽物が出回ってしまうことを想定しなければならない。｣
｢偽物か本物か…この忘れ物がどっちなのか…判別する方法を探さねば。｣
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あいあい - え？甥じゃなくて姪なんですか？金カムのファンなら基本設定は守りましょうよ、現代ならまだしも戦時中の日本の陸軍に女なんて入れませんよ、てか女に軍入る資格なんてなかったですし軍の中に女性がいるのはせいぜい慰安婦的な役割ですよ。夢小説とはいえ勉強不足では？ (2020年4月15日 8時) (
レス) id: 863a870784 (このIDを非表示/違反報告)
コロッケ(プロフ) - ハクさん» コメントありがとうございます！続編もよろしくお願いします。 (2019年6月6日 22時) (レス) id: 544c4a412b (このIDを非表示/違反報告)
ハク(プロフ) - 続編決定おめでとうございます。これからも更新楽しみにしています！ (2019年6月6日 20時) (レス) id: e68df6da4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コロッケ | 作成日時：2019年5月12日 19時
