太陽に触れてしまった 2【Ren.M】 (ページ3)

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仕事終わりの電車や、帰宅してからの時間は、SnowManをもっと知る時間として、YouTubeや彼らが出演している番組を観ることにしている。

YouTubeは大体見尽くしたし、今日は目黒くんが年始に出ていたスペシャルドラマを観ることに。

歌って踊るアイドルの姿とは一変、短髪でキリッとした目黒くんの姿に驚く。

最初は私が接している目黒くんとのギャップに戸惑いつつも、ドラマが進むに連れて、役に引き込まれて見入っていた。

気付けば前半後半を通して見てしまって、既に日付を跨いでいた。

目黒くんの演技の素晴らしさとか、ドラマの完成度は勿論のことだったけれど、それよりも驚いたのは、自分の感情だった。

今回の目黒くんの役は女の子の相手役が居て、その二人のシーンを見ているときに、何とも言えない気持ちになった。

ドラマの中の世界なのに、こんな感情を抱くなんて、自分が自分じゃないみたいだ。

この前まで目黒くんのことを知りたいと思っていたはずなのに、どうしてか、知ることが怖いとさえ思い始めていた。