ローのお願い�� ページ20
「ねえ、これとか似合うよ」
LW「そうか」
今日はローとデート。
なぜこんな事になったかと言うと…お金に目が眩んだ私のせい。
お願い聞く約束だもん…
「着てみてよ」
ローを試着室に押し込む。
最近寒くなってきたからローに似合う冬服を買いに来た私たち。
LW「一緒に入るか？」
「ぶっ飛ばすよ」
押し込んでサッとカーテンを閉めた。
まったく…口を開けばくだらない事を。
試着室の前で椅子に座って待つ私は彼氏っぽい。
「着た？」
そう声をかけると試着室から出てきたロー。
「…あれ、服は？」
LW「着た」
どう見てもさっきと同じ。
まさか、私に見せずに脱いだパターン。
「見せてよ！」
LW「あ？わざわざ見せるもんでもねェだろ」
見せるんだよ普通は。
待ってるんだから。
「もう…」
LW「次はどこに行く？」
お会計を済ましたらしいロー。
気に入ったのね。
「んー、何か食べよう」
LW「わかった」
歩く時は私の歩幅に合わせてくれる。
チラッとこっちを見るのははぐれないようにかな。
…実は優しいよね。
「パスタ！」
LW「何でもいい」
私の意見を尊重してくれるあたり好き。
パスタ屋さんへ入って席に座る。
メニューを見る姿でさえ男前だからムカつく。
注文をするとすぐ料理が届いた。
「それも美味しそうだね」
LW「食うか？」
「うん！」
丁寧にパスタをフォークに巻き付けると私の口に運んだロー。
うん、美味しい。
LW「ついてるぞ」
「…どこ？」
そう聞くと机に身を乗り出して私の口のすぐ横を舐めた。
「ひっ…」
LW「しっかり食えよ、だらしねェ」
舐められた場所を押さえてローを睨むとそう言われた。
お、お前が食べさせたんだよ！(必死
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 53人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちいず 。 - なーさん» ありがとうございます(*^^*)頑張ります！ (2020年10月11日 23時) (
レス) id: fa5f87501a (このIDを非表示/違反報告)
なー - 面白いです！頑張ってください！！ (2020年10月11日 20時) (レス) id: 09470673ff (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちいず 。 | 作成日時：2020年9月20日 0時
