ありのまま�� ページ16
アイラちゃんが来てから私の中で色々変化があった。
みんなとの距離が近すぎたのかもしれない。
そんな考えに囚われる。
LW「A、腕を見せろ」
「いいよ、大丈夫だし」
近寄られると一歩下がって
ZR「ここ座れ」
「ひとりで寝なよ」
甘えられそうになると突き放して
AC「なあ、A〜」
「引っ付かないで」
引っ付かれそうになれば手を前に出して止める。
これが正しいんだ。
男女の間なんだから…これが正解なんだ。
SN「Aちゃん、どうしたんだよ」
だけど自分で距離を作るのも寂しくて。
机に突っ伏してるとサンジに声をかけられた。
「…ん？どうして？」
顔をあげて笑ってみるけどサンジは暗い顔をした。
SN「距離、作ろうとしてるんだろ」
「…」
図星を突かれて思わず黙ってしまう。
嘘下手なんだな、私。
「…どうしたらいいか、分からなくなっちゃった」
そう言うとみんなが私を見た。
聞き耳するなよ…
AC「それで俺たちのこと避けてるのかよ」
不機嫌なエースが私の隣に座ってガン見してくる。
目を逸らすと顔を掴まれた。
AC「何悩んでんだよ」
「…痛い」
LF「悩んでるのか？」
心配そうにルフィがそう言うから目の奥が熱くなってきた。
「…だって、距離近すぎるもん」
変わらなくてもいい。なんて言われても結局私は周りの目を気にしてしまう。
ただ一緒にいたいだけなのにそれも認められない。
「だって、すぐ抱きついてくるし、キスだってしてくるじゃん」
涙が溢れないように何度も瞬きをする。
ジワジワ来てる…涙が。
「私は、クズ女じゃないもん…！」
涙が溢れる前に上を向いた。
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ちいず 。 - なーさん» ありがとうございます(*^^*)頑張ります！ (2020年10月11日 23時) (
レス) id: fa5f87501a (このIDを非表示/違反報告)
なー - 面白いです！頑張ってください！！ (2020年10月11日 20時) (レス) id: 09470673ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちいず 。 | 作成日時：2020年9月20日 0時
