【番外編】スクールライフ�� ページ42
殴りかかろうと手を振り上げたエースとサボ。
慌ててふたりの前に飛び出した。
「だめ！！」
男子生徒を庇うようにして立つとギリギリの所でふたりの手が止まる。
もし殴られたら一生恨もうと思ってた。
AC「なにしてんだよ！」
「人を殴るのは違うでしょ！」
こんな奴らの事殴って退学なんてさせるわけにはいかないもん。
男B「噂通りの暴力兄弟だな」
そんな声が聞こえて振り返ると冷や汗をかいた男子生徒たちが目に入る。
男A「さすが犯罪者の息子」
SB「テメェ…！！」
エースの事を見てそう言った男に近づこうと一歩踏み出すサボの前に腕を出して止める。
男ひとりの胸ぐらをグイッ掴んで引き寄せた。
「お前らみたいなイキリが一番キモいんだよ」
ニッコリ笑ってそう言った。
一気に顔を青くする男たち。
男C「い、行こうぜ」
ダサすぎ。
その後ろ姿にベッと舌を出して見送った。
じゃあな、クズ男共！！！(根に持つタイプ
SB「怖すぎ」
「元から嫌いだったんだもん。あのクズたち」
AC「…A」
エースのほうを向く。
あんまり傷ついてはなさそう。
「あんなクズ殴る価値ないから変な事しないでよね」
そう言ってサボに鞄を投げた。
SB「うおっ…おい」
「鞄持って帰ってて！」
AC「どこ行くんだよ」
「ローのとこ」
ふたりに手を振って玄関までダッシュ。
ロー待たせたら怖いんだよね。
全力で走ってると靴箱にもたれかかるローを発見。
「ろ、ロー」
LW「遅かったな」
目が怒ってる。
「ご、ごめん」
LW「…まあいい。とにかく買い物に付き合え」
「あ、それなんだけど」
ルフィに言われた事を説明するとため息をついたロー。
「ペンギンたちも連れて来なよ」
LW「勝手なやつだな」
ローもだけど。
そんなこんなで私のスクールライフ放課後へ突入。
・
【番外編】なのに長くなりそうなので続きはたま今度で…本編に戻ります！
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作者名：ちいず 。 | 作成日時：2020年8月21日 23時
