I DOLL−1. ページ1
YOU side.
ステージの袖から、
開演前の会場をチラリと覗く。
「キャーーーッ!!」
「ドール〜ッ!!!!」
開演数十分前にも関わらず、びっしりと会場に埋まる 人、人、人。
ばくばく、と速まる鼓動を抑えるように、
ヒラヒラのスカートの着いた衣装の胸のあたりをぎゅっと握った。
ぽん、と肩に手が置かれる。
びくり、と肩を揺らすと、手を置いた人間の笑いが聞こえた。
ヴィズ「そう意気込むな。今日も稼いでこい。
___ミスなんかしやがったら許さねェからな。」
『…!! ___はい』
最後の一文だけ低い声で耳元で囁かれ、無意識に自分の声が強ばった。
少女漫画とかなら、耳元+囁き+低い声、というのは
胸キュンの材料でしか無いのだろうけど、
私にとっては恐怖でしか無かった。
ヴィズ「そろそろワールドツアーも終盤に差し掛かる。だが、まだまだ稼ぎ時だ。
期待してるぞ、世界一の歌姫アイドルさん?。」
ハハハハ、と高笑いを舞台裏に響かせながら
カツカツと靴の音を鳴らしてヴィズはどこかへ行った。
「ドールさん!出番です!」
『…はい!!』
スタッフに呼ばれて、スカートのフリルを揺らしながら
暗転され悲鳴に近い歓声に包まれたステージへ足を向けた。
−−−−−
簡単に紹介
男、悪人顔(おい)
詳細は後々…!
【組織の人間は複数いますが、リーダー格の人だけ名前をつけました…!】
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百瀬(プロフ) - もみじさん» 返信遅れてしまいすみません(;-;)ありがとうございます! (2019年1月26日 14時) (レス) id: 50ca592013 (このIDを非表示/違反報告)
百瀬(プロフ) - みかんさん» 返信遅れてしまいすみません(;_;)ありがとうございます(笑) (2019年1月26日 14時) (レス) id: 50ca592013 (このIDを非表示/違反報告)
もみじ(プロフ) - コメントみてて作者さんはすごくいい人だと思いました!強く言われてもきちんとかえしていてかっこいいです!応援してます!! (2019年1月16日 23時) (レス) id: a62820a14e (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 神対応ですね笑、作者さん (2018年12月8日 23時) (レス) id: 671a807c78 (このIDを非表示/違反報告)
百瀬(プロフ) - みらいさん» 返信遅れてしまいすみません。コメント、そして貴重なご意見ありがとうございます。今後の執筆の参考にさせて頂きます! (2018年12月8日 11時) (レス) id: 50ca592013 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:百瀬 | 作成日時:2018年9月8日 21時