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ページ9

『ピュー』

とりあえず5匹居れば問題ないだろう。
後で事情聴取されるだろうが、、まぁいい

私は口笛で鴉を呼んだ。

バサバサッバサバサッ


syp「うわっ、なんや?!」

tn「なんや!」

syp「窓からカラスが!」

皆が騒いでる。

少しの混乱でいい。

『時間がないから急いで。』

私は冷静に静かな声でそう言った。

カー
バサバサッ

リリカ「ねぇ、A大丈夫?お姉ちゃん心配。」

リリカが心配そうな声色で伝える。

『これしかない。大丈夫だよ。』

上手く笑顔をつくれているだろうか。
固くなっていないだろうか。
それよりカラスの量が多い気がする。
上手く制御できていないのかもしれない。
多いと疲れるがいいか。


カー
“大丈夫?”
カー
“僕らが守るよ!”


ありがとう。嬉しいよ。君たちがいると安心感が強いね。

私は心の中でつぶやく。

『今だよ、リリカ姉、窓から逃げて。夜になるけどしっかり行くから。』

リリカ「うん、わかった。家で待ってるよ。」

リリカ姉は心配そうな顔をし、渋々窓から外へ出た。

tn「逃げてまうで!逃がすなぁ!」
バサッ
tn「うわっ!」

zm「任しときぃ!」

させない!

『ピィー』

捕まえる隙を与えないよう私はまた口笛を吹く。

カー
バサッ

zm「うおっ!このカラス邪魔や!」

鴉が勢いをつけzmの頭を掠める。

気をつけて!

ガー
バサバサッ

zmはナイフを振り回す。

kn「zm!大丈夫か?!」

zm「前が見えん!」

鴉たちの半分はzmの周りを回るように囲っている。

ルナ「きゃぁ〜!こわぁぃ!shaさん!」ギュッ

sha「大丈夫やで!ルナちゃん!」

ルナがshaにくっつきshaがルナを守る体制になっている。

徹底的にやって!
zmには気をつけて!

容赦なく鴉たちは部屋を飛び交い、混沌を作り出した。

カーカー

ナイフなんて物騒ね。
とにかくそろそろリリカ姉が行った頃だと思う。よしもう大丈夫。

私はそう思い、口笛を吹き鴉たちを帰した。

『ピー』

カァーァー
バサバサッ

カラスたちは窓から出ていった。

tn「なんやったんや。それよりみんな大丈夫か?」

大丈夫に決まってる。傷つけろなんて言ってないし。それより今は総統が、、

時間→←何とかする



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作者名:ネズミの住処 | 作成日時:2020年10月4日 16時

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